安田記念(その1:シュネルマイスター)
今年の安田記念は難解です、
そして先ほどやっと②人気に落ちましたが、人気を背負うシュネルマイスターが危険なのです、
シュネルは今年マイラーズカップから参戦します、
このマイラーズカップがいけないのです、
マイラーズカップからは毎年人気馬が来ますが、そのほとんどが安田記念では凡走します、
マイラーズカップが今の日程になったのが2000年ですから、それ以降の23年間で、
【1-3-12-64】です、
勝ち馬は2019年のインディチャンプしかおらず、2着も3頭しかいません、
3着は多いので3着には買えますが、馬連では買えません、
更にマイラーズカップの勝ち馬に限ると、実は勝ち馬の方が怪しくなるのです、
【0-1-4-16】
毎年マイラーズカップの勝ち馬が安田記念で人気を背負いますが、そのほとんどが裏切ります、
更にこの勝ち馬の成績で、一馬身以上離して勝った馬と一馬身未満の辛勝馬に分けますと、
一馬身以上の勝ち馬
【0-1-2-6】
一馬身未満の辛勝馬
【0-0-2-10】
となり、今年のシュネルは2着と0.1差の辛勝馬ですからかなり怪しくなります、
とても重い印は付けれません、
なぜマイラーズカップ勝ち馬がこんなに成績が悪いかというと、京都のマイル戦と東京のマイル戦が全く違うレースになるからです、
京都はスタートして3コーナーまで上り坂になるのでスローペースからの直線だけの速い上がりのレースになりますが、
東京はスタートして下りですからミドルペースの途中も息の入らない持続力勝負になります、
ですのでマイラーズカップで楽なレースで勝ってきた馬は、本番の厳しい流れの安田記念で凡走しやすくなるのです、
マイラーズカップから参戦してきた馬は勝ち馬よりもむしろ負けて来た方がいいのです、
唯一の安田記念で勝ったインディチャンプはマイラーズカップは4着からでした、
ですので今回、シュネルは割り引いて考えて、ガイアフォース、ソウルラッシュを狙った方がいいと思います、
シュネルは今年3回目の挑戦で、まだ古馬でG1勝っていませんので応援はしたいのですが、前走マイラーズカップの勝ちは過大に評価しないで予想しましょう、