皐月賞(その2:先行力)
皐月賞で勝つパターンは2つです、
①スーパーホースが2000mのホープフルからぶっつけで出てきて能力で勝ってしまうケース
サートゥルナーリア
コントレイル
②前走1800m重賞を快勝してきたケース
その他大勢
いけないパターンは、緩い2000mの弥生賞を道中5番手以下で回り、上がりだけで差し切って勝ってしまった馬です、
サトノクラウン6着
ワグネリアン7着
サトノフラッグ5着
ダノンザキッド15着
皐月賞は基本マイルから1800mのレースで先行し、ガリガリやってきた馬が勝つレースなのです、
勝ち馬で先行出来ていないのはディーマジェスティだけです、
弥生賞までの2000mのレースはどうしても緩くなり、そこできれいに差し切った馬はダービーでは有力ですが、皐月賞では差し届かずになるのです、
きれいに差し切って勝った馬で皐月賞でも来れたのはマカヒキぐらいでしょう、
また1800m重賞をきれいに差し切って来た馬もディーマジェスティぐらいしかいません、
皐月賞で好走する条件を挙げます、
①前走1800mに出走している
(マイル経験があればなお良い)
②そのレースで4番手以内に先行している
③着差(0.2秒以上)を付けて勝っている
今年、この条件に当てはまるのはやはりファントムシーツです、
重い印を付けなくてはいけません、
ベラジオオペラとソールオリエンスは勝ち方が派手なのですが、先行出来てきません、
皐月賞ではこういう馬は過剰人気になって飛ぶことが多くなります、
私はホウオウビスケッツに◎を付けるのですが、この馬はスプリングで先行し2着に粘っています、
そのスプリングの前半のラップは超が付くハイペースです、
12.3-11.2-11.9-11.9-12.1-12.3-12.4-12.2-12.6
前3ハロン35.4、後3ハロン37.2
道中全く息が入らず、後に行くほどタイムが遅くなっていきます、
この厳しい流れを先行し最後まで粘り込むのは相当の持久力が無いと出来ません、
明日はおそらく重馬場でしょう、
そうなりますと更にこのスプリング2着の価値は上がると思います、
ちょうど2018年、エポカドーロ勝った年と状況が似ていると思います、
エポカドーロもスプリング2着からでした、
稍重馬場です、
もちろん見立て違いで全くダメかもしれませんが、予想として今年1番皐月賞馬に相応しいのはホウオウビスケッツだと思います、
単複で勝負したいです、
その他の印しについてはまた後の記事で、