たまお

中層の魚民 作品を理解したことではなく自分を理解したことを書きます

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最近の記事

「人間性が全然ダメ」

この令和のご時世に、コンプライアンス度外視の、というかもはや 人権ってご存知ですか?レベルの言葉の暴力を受けてひっくり返っています。 「あなたは技術は素晴らしいかもしれない。だけど人間性が全然ダメ!」 びっっっくりした。 人って本当にびっくりした時って笑えてくるんだなと思った。 もちろん真顔で話を聞いていたけれど、心の中ではあいた口が塞がらなかった。 上司がわたしに注意したかった内容は、わたしも反省すべき点があると思う。 ただ、人間性のことにまで言及が及ぶとは思いもよら

    • なんかやっぱり変だよな

      なんかやっぱり変だよな なんて思った日々のあれこれをふと思い立った時に記していくコーナー パートナーとの関係、家族との暮らし、子育て、母であること、親であること、女であること、父であること、男であることについて。 わたしの夫、現代風に言えばパートナーは、凪いだ海のような人だ。 ほぼほぼ争い事は起きない。 わたしが一方的にキレて暴走してるだけ。 夫は幼少期から台所に立つのが好きで、母親の手伝いをよくしていたらしい。 そのせいかだいぶ家庭的で、我が家の家事はその時やれる

      • そこはかとなく感じる矛盾

        「赤ちゃんとママたちの幸せを1番に考えているの」 自らの仕事に対する信念と共に、そう話した年配の助産師が 「わたしの子どもたちは全然ダメ。結婚しないし、親の言った通りの職にも付かない。わたしは早く孫の顔が見たいのに」と言った。 転職のために求人サイトを眺める日々。 「子育て世代のママさん大活躍中!」 「子育てに理解のある職場です」 そう謳っている求人にいくつか応募した。 電話口で聞かれるのはまず子の年齢。 0歳と2歳ですと答えるとその時点で門前払い。 こちらの志望動機や所持

        • 最近のあれこれ

          気分が良いのでnoteを更新する。 二人目の出産を控えている。 妊娠がわかったときは、2月なんて遠い遠い先の未来だと思っていたし、実際めちゃくちゃ長く険しい道のりだったけど、なんとかここまでたどり着いた。 一人目の時も早産で家族全員大変な思いをし、今回も産休入りと同時に自宅安静となった。 時間があまりにも膨大にあるので、過去を振り返る。 昨年の1月からわたしは仕事復帰し、フルタイムで働いた。 5月には保育園でクラスターが発生し、一家全員コロナになった。 7月に夫が部署移動

        「人間性が全然ダメ」

          サカナクション アダプト TOUR

          サカナクションのアダプトTOUR、初日の愛知(2021.12.11)と大阪1日目(12.21)に参戦したので、感想レポを書きました。今回はライブ前半部分の第一幕(勝手に命名)のみ記載しています。 ネタバレ満載なので、参戦前の方はご注意を。 また、かなり個人的な意見かつ記憶が曖昧な箇所が多々あり、事実と異なる解釈などしてしまっているかもしれません(特に後半は踊るのに夢中で観察忘れてました…メモ持って行けばよかった….)。 もし、読んでて「そこの演出違うよー!」などありまし

          サカナクション アダプト TOUR

          三毛あんり「generic portrait」を観た

           右耳の聴力低下が生じて早一ヶ月。物音がするたびに揺らぐ視界を正し、エビスアートラボで開催中の三毛あんり「generic portrait」を観てきた。  日本画、を初めて観た。事前に日本画について少し勉強して行ったが、百聞は一見に如かず。DMやSNSの画像で見ていたのとも違う。本物は凄まじい美しさだった。のっぺりしている、とも違う。極限の球面を平面で観ているような感覚だ。日頃、赤ん坊の透き通った肌を見ているからか、子どものそれと似ていて思わず触れたくなってしまう。  本

          三毛あんり「generic portrait」を観た