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自己愛と他愛

まずは辞書から。

【自己愛】自分の容姿に陶酔し,自分自身を性愛の対象としようとする傾向。ナルシシズム。ギリシャ神話のナルキッソスにちなむ精神分析用語。
(引用:大辞林4.0)

【他愛】自分の利益・幸福よりも,まず他人の利益・幸福を願うこと。愛他。利他。
(引用:大辞林4.0)

そんでもって、こういう言葉もあります。

【自愛】①自分自身を大切にすること。「御―を祈る」「乞う,―されよ」
②〘倫〙 自分の個人的利益や幸福を大事にしようとする自己保存の感情。
③自分のものとして珍重すること。
(引用:大辞林4.0)

【他愛ない】①しっかりしたところがない。(幼くて)思慮分別がない。「―・く言いくるめられる」「―・い子供の言い分」
②手ごたえがない。張り合いがない。「―・く負けてしまった」
③取るにたりない。とりとめもない。「―・い話で時間をつぶす」
(一部引用:大辞林4.0)

別に常に相手100対自分0である必要もないし、滅私奉公も必要ない。誰にだって自愛も他愛もある話だと思います。
ただ、他愛ない話をしているところに自愛あふれる話を弩級のストレートで投げ込んでこられたら、その場のメンバーはどうすればよいのでしょう。
ましてや、その場のホスト(提示元)は如何に。

年齢をなまじ重ねてきたせいか、できるだけ放電はしたくないのですが、ナマクラと誤認されてヘラヘラ笑えるような寛容な心持ちは熟しておりません。
人間がシャー芯(シャープペンシルの芯)の直径並みに小っちゃい自分は、その場のホストの立場だったらやはり黙っちゃあいられないでしょうね。

我がの話がしたいんやったら、我がの風呂敷の上で拡げたらええやんけ。
人の座敷に上がり込んで風呂敷拡げて品物並べて口上垂れとる場面とちゃうんじゃ。

蚤とて鑿になることもあるんやで、というお話でした。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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