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机を広く使う日常

自分に課す数少ない職場マイルールのひとつ。

出勤前と退勤後の机上には最小限のものしか載せない。

以上です。

これを実践するようになったのはおよそ15年ほど前に、ある職場におじゃましたときのこと。現業とは異なる業種の事務所だったのですが、その業種とは思えないほどに机上が文字通り“綺麗”だったことに思わず声を上げたことがきっかけでした。

話によると、その事務所をとりまとめていた先代さんが定めたルールだそうで、「どれだけ多用で作業が膨大であっても机上に何一つ残したまま退席してはならぬ」と指示されていたのだとか。
いい話だと感じたその翌日から、もともと小ぎれいにはしていた職場の机上を整理したのは言うまでもありませんでした。
具体的には、机上に設置していた書類ファイルや資料類は大型の引き出しや机下に移動させ収納を見直し、開く頻度が少ないものは別途用意したコンテナやボックスに収める。データ化した方が便利なものは空き時間を活用してPC内に格納して要保存でない紙類は処分。斯くして自分の机上に残るものはデスクトップパソコンのディスプレイとキーボード、マウスのみになりました。

現在の職場でもそれに近い状態を堅持しており、冒頭の写真のようにノートパソコン(机に直接鎖錠しているので収納不可)とマウス、最小限のメモ用紙(直近の予定や時間割などを記載しているもの)を除いてすべて事務机の引き出しもしくは机下に納めてあります。立場が非常勤ということもあって、ロッカーの貸与も受けることはできるのですが、必要はないという判断の下でかれこれ7年が経過しています。

正直なことを言えば、引き出しの中をもう少し整理したいところなのですが、まずは見えるところから……で進めているだけでも充分評価を得ているところなので、そこに甘んじているのが現状です。

毎日この状態が基準となっていれば、手入れも案外と楽なのです。
いい場面に巡りあえたものだと、十数年経った今でも思い起こせる貴重な経験談と実践でありました。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。


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