旅の伴にした本(12)ー伊能忠敬の日本地図
これぞまさに「旅の伴」とするにふさわしい著作だと思います。
河出文庫より渡辺一郎著『伊能忠敬の日本地図』です。
少し値がはる文庫本ではあるのですが、それだけの値打ちがある内容と情報量。著者も伊能忠敬と比肩すると言って憚らない、伊能図をたずね歩く壮絶な旅人となっていったさまを鮮烈に味わうことができます。
さきに話題として取り上げた神戸の伊能忠敬展に行く見通しのある方は、お時間があるのであれば先だって通読されると、より資料への関心が高まると思います。
実際に読了してから足を運んだ当方の感想として、参考にしていただければ幸いです。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
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