じゅぽ
最近は体調の変化で仕事の早退も多いのだが、昨日オランザピンを増薬してもらって一晩寝たら疲れが取れたようになり、頭もスッキリして快調であった。考えてみると良く寝れていなかったのかもしれない。
うつ病患者の良くあるパターンとして、不眠症を発症するのだが、私の感じるところだと睡眠時間を過大評価してしまう事も多いのだろう。実際に布団に入って意識を失う事を睡眠と呼ぶわけではないのだな。
もっともオランザピンの真の力を発揮するのは、もう数日かかるだろうから、今より更に良くなると思うと何だか嬉しい気持ちがある。そんな気持ちを抱えて軽やかに職場に滑り込み、元気よく挨拶をすると、皆ホッとしたような顔をしていた。それでいつも以上に頑張って働いて、一息つくと「もう皆さん帰ってください」との事だったので、早上がりしてゴロンと横になっていた。
家に帰った一般的な戦車兵がPCを開いてWorld_of_Tanksのアイコンをダブルクリックし、ランチャーのプレイボタンを押すという動作で消耗するWoTへのやる気は95%であると言われる。
残りの5%で何をするかと言うと、戦車の回りをグルグル見て「うーーん」と言って、結局ゲーム終了ボタンを押してしまう。
それで夜遅くに小隊に誘われると「やるかぁ」と言いながらWoTを開くのである。ここでようやくやる気がみなぎる。
だが私の場合、家に帰っても昼過ぎでやる事もなく、昼寝しても15時に起きたものだから戦車をプレイするしかなかったのだ。
まあ折角だからA46でも乗るか。
Google先生にA46を教えてもらうとWoTの記事が出てくるので、特に日本で有名な戦車ではないらしい。アメリカが作ったスチュワート戦車の後継として1943年に設計された偵察戦車だそうだ。詳しくはこの英語の記事を参照。
で、気になる性能の方はと。
実はカタログ的にそこまででもない。まず視察能力や機動性はTier6軽戦車として平凡で、火力に関しては絶望的なDPM・精度であり、貫通力もAPCRで138mmという値である。俯角が9度とれる事や照準時間が短い事は良いところかもしれない。隠蔽性は高い様子だが、そもそも隠蔽性というのはスキルや拡張パーツなどで補う事もできる箇所であり、強みになりえない。
Tier6には高性能軽戦車であるType64や速度に振ったT-50-2、AMDなどの脅威になる軽戦車が山ほどいるので、抜きん出て力を発揮できるような戦車ではない。
よって使用する際は、まず第一に生存戦略として草むらにダイブし、安全を確認してから次の草むらに飛び出し、なるべく発砲を控える。戦闘後半では多少の機動力の高さを生かし、臨機応変かつ柔軟に対応する。
全くもって誰もが使い心地の良い戦車とは言えない。
で、乗ってみた感想だが、まず精度についてはさほど気になるレベルではなく、イギリス戦車にしてはまっすぐ飛ぶ事が多かった。もちろんは走り撃ちは厳禁だが、止まってしまえば照準速度の速さから一気に絞る事ができる。機動性に関しては加速性能が高く、ターボチャージャーを付ければ問題なし。隠蔽性の高さを生かして初動で通行料を貰う事も可能。
貫通力やDPMに関しても、そもそも軽戦車で敵と殴り合いをするという前提はないので、気になるレベルではない。後退速度も22㎞で少し速いので、撃ってから下がるという事ができれば敵の弾を受けずに済む。
拡張パーツは、ターボチャージャーやカモネットといった装備も相性が良いと思う。
総じて、カタログだけで言うほど弱い戦車ではなく、平々凡々とした軽戦車であると言える。Mバッジもとってしまった。
オススメポイントは見た目で、特に動いている姿が可愛らしい。8つの転輪で超信地旋回する様子は何度見ても飽きない。どことなく丸みを帯びた身体は小鳥のような印象を与える。
来週からアニバーサリーコインでの販売も始まるので、ぜひゲットをオススメする。