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川魚を供えて、

昨日スーパーに行くと丸々とした鮎が売っていた。早速買って帰り、少し遅い時間だが神様にお供えして、祈った。
久しぶりに魚が上がって、まぁ良かった。
死んでいった人たちの事を思うと、少し悲しい。

先日、ウンバボ族は竹トンボ飛ばし大会を行った。部族の勇士が殉職した時、竹トンボを飛ばして冥福を祈るのである。2日に1回することもあれば、2か月しなかったこともある。

先日死んだのは、部族の衛生兵の一人、スキニー氏である。死後特進して中将となった。彼は病院勤務で、コロナの対応をしていた。

今、泣きながら私が神様に尋ねる。
「神よ、なぜスキニーが死んだのです」
神が答える。
「息子よ、分かるまいよ。彼は自分で自分をさしたのだ。」
「神よ、スキニーは自分で自分を刺すような人間ではありません」
「息子よ、分かるまいよ。彼は罪を犯したのだ。」
「神よ、どういうことでしょう」
「息子よ、分かるまいよ分かるまいよ。彼の姓への欲求はどうすることもできなんだ。彼は自分で自分をさしたのだ。彼はゲイだった。しかし彼は医療従事者で、濃厚接触は控えるべきだった。」
神様は続けた。
「そこで彼は鏡を二つ持ち出して向かい合わせて置き、自分は全裸になって、前も後ろも見ようとした。そして、彼は鏡の中の後ろの穴に、自分の前の棒をさそうとした。鏡に前の棒が触れたとき、鏡が彼の前の棒を飲み込んだのだ。」

「息子よ、分かるまいよ。彼はそうして死んだのだよ。」

私はわなわな震えて、涙を流すしかなかった。余りにも残酷な、早すぎる死であった。

私は神様にもう一度尋ねる。
「スキニーは天国に行っているでしょうか」
神様は答える。
「彼は生前罪を犯した。彼は地獄に堕ちたのだ。」
「その罪とはなんですか」
「彼の罪は3つある。1つは自分で自分をさした罪。1つはオジサンなのにショタを犯そうとした罪。最後に自走砲に乗った罪。ゆえに、地獄に堕ちたのだ。」
私は言った。
「オジサンなのにショタを犯そうとするのは確かに犯罪です。確実に腐女子の怒りを買います。オネショタは罪ではありませんが、オジサンが犯そうとするのは罪です。ですからそれは理解できる。しかし最後の自走砲に乗った罪とはいかなる罪なのでしょうか。」
神様は言った。
「息子よ、自走砲はみんなが苦しみながら前線で戦っているのに、後ろに構えてただクリックするだけ。しかも皆が貫通しないと四苦八苦しているのに、HEが近くに落ちただけで相手は死ぬ。そして戦況が悪くなれば水に沈む。スポットが少なければ、早く見に行けと文句を言う。多くの人が許さないのに、WGだけは存在を許す。故に、私はその罪を裁いているのだ。」
私は言った。
「かくも無情なことあるや、自分でさした傷で地獄に堕ちるとは」

自走砲に乗ること、そして過激な性癖は、己を地獄に堕とすという事を、肝に銘じた瞬間であった。

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インターネットを渡り歩いてまだ6年、色々なカテゴリを楽しみ、「消費者」として生きています。 そんな文化の消費者の毎日思ったことアレコレを書いていきます。雑記。