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アートファン以外の心もとらえるテオ・ヤンセン展
半月ほど前ですが、7月末にテオ・ヤンセン展に行ってきました。
これ、念願だったんです!
実は2年前に兵庫県立美術館でテオ・ヤンセン展が開催される予定だったのですが、コロナの影響で中止になっちゃって、結局見れず。。
今回大阪で見れるということで、こりゃ行かな案件でした。
***
わたしが感じたテオ・ヤンセン展の凄さはこれ。
テオ・ヤンセン、美術館に普段行かない人にも刺さる!!
「美術館に行くのが好き」って言うと、
「高尚な趣味ですね~(笑)」と周りに引かれることが多いじゃないですか。
美術館に人を誘うことのへハードルの高さ、美術館好きであればあるほど日々ひしひしと感じるじゃないですか。笑
でもこのテオ・ヤンセン展は
「普段美術館とか行かなんだけど、これは見たい」
という人が、周囲にポツポツ現れたんです!!
ゴッホとかフェルメールみたいな誰もが知るビッグネームじゃないのに、これは凄い。
いや、このストランドビーストの動きを見れば、そりゃあ本物を見たくなるよね。。。!
電気なし。風だけでこの動きを生み出しているのが、信じられないです。
NASAの無人探索機の構造の参考としても研究されているそうで、スケールが凄い。
テオ・ヤンセンさんってオランダ人なんですね。
実はわたしコロナ前にオランダ旅行に行きまして、その時に「オランダって合理的で洗練されたデザインが得意な国なんだなぁ。有機的なものと無機的なもののバランスが絶妙」って印象を持ったんですが、この砂浜を駆けるストランドビーストはまさにそんな感じ。
ちなみにストランドはオランダ語で砂浜の意味だそうです。
旅行ではテオ・ヤンセンさんの故郷でもあり、動画の中でストランドビーストが駆ける地でもあるスヘフェニンゲンにも行きました。
キレイだったのですが、謎の泡のかたまりみたいなのが各地に点在していて、なにこれと思った記憶があります。笑
あとここでマクドナルドに立ち寄ったのですが、ディスプレイのタッチパネルで注文&クレジットカードじゃないと清算できないシステムで「うお~オランダ進んどる」とファストフード店で無駄にビビったことも覚えています。笑
▼謎の泡がところどころに落ちてるスヘフェニンゲンの砂浜
▼これでしか注文できないマクドナルド。支払いもカードのみ。
話がそれにそれましたが、わたしの好きなオランダらしさってそうそうこれだった!という思いがひしひしとテオ・ヤンセン展を見てる間中に沸き上がってきて、ひとりじんわりしていました。
ストランド・ビーストが1匹1匹でかいためすぐに展示を見終わってしまうのと、会場でリアルに動く姿を見れるのは一瞬で、悠々と砂浜を走る姿を見たければyoutubeで事足りちゃう、というのが正直なところネックですが。。。
それでも「オランダのじいちゃんがこんなやべーもん造ってるんか」をリアルで目撃することは、めちゃくちゃいい経験になるはずです!
わたしは出口前の売店で思わずTシャツ買ってしまいました。
会社に着ていきます。笑
皆さんもぜひ!