見出し画像

【子育て】「それを言われたら、大人だって傷つくよ」な発言をされたときの神対応~子どもだって、止めてほしいと願ってる~#423

おはようございます、tamamioです(^^)皆さん、嫌なことを言われたりされたりした時、どういう反応をされますか?

相手が同級生や友人・知人なら、きちんと「やめて」と言える人、笑ってごまかす人、スルーする人など、反応は様々だと思います。が、相手が子どもだったらどうしますか?

今回は、小学校教師である私が子どもに嫌なことを言われた時に「こうする」と決めたことを発信します。

1 ユーモアで返せない残酷な発言

先日、子どもから突っ込まれたときの「大人な対応」について発信しました。

ちょっとしたツッコミなら、いちいち注意せずに、さらっとユーモアで返すのが、私の思う「大人な対応」という内容でした。

が、子どもの発言の中には、人の心をぐさっとえぐる、非常に残酷なものもあります。そんな時、皆さんはどうされますか?相手は子どもだから、とさらっとかわすか、きちんと正すか。

2 tamamioのコンプレックス

実は私には、ものすごくコンプレックスなことがあります。

歯並びです。具体的には、前歯が「すきっぱ」なのです。こんな感じ。

これに関して、今まで人に何か言われたことはないので、気にしているのは自分だけかもしれません。でも、歯並びが綺麗な人を見ると「いいなぁ~」と本当に憧れるのです。

ちなみに、上の写真は東京のクリニックのサイトから引用しました。「治療費44000円」とのこと。それくらいなら、治療しようかなぁ・・・。

3 心をぐさっとえぐる、残酷発言

その歯並びについて、過去に勤務していた学校の高学年女子から、こんな風に言われたのです。

「先生、笑ってみて」

「は?」です。その学校は、全校児童約1000人のマンモス校。私はその女子(2人)の名前も学年・学級も知りません。私にとって見ず知らずの相手からそんな風に言われて、頭が真っ白になりました。

下校指導の途中で、その女子2人はそのまま笑いながら走り去って行き、その後、その2人と顔を合わせた記憶はありません。

「笑ってみて」と言われただけで、「歯を見せて」と言われたわけではないので、仮に発言について問い詰めても「笑顔がいいから」などとはぐらかされて終了です。

それでも、その高学年女子の意図が伝わり、とても嫌な気分でした。今でも。

4  考えられる対応3、だけど・・・

そして今でも「この時、どう対応するべきだったんだろう」と考えることがあります。

考えられる対応は、次の3つです。

1 「は?やだ」と言う。
2 口を閉じて「にこっ」と笑う。
3 説教する。

一番の愚策は「3」だと思います。意図を問い詰めても、先に述べたようにはぐらかされて終わりです。また、下校指導中だったので、時間的にもそれは無理。

1にしても、結局説教に繋がりそうなテンションですし、大体、しゃべると歯が見えます。そうすると向うの思うつぼ。2は衝突はないですが、何の解決にもなってないですよね。

5 「それは、大人だって傷つくよ」

そう思っている時、思わぬところから解決策が見つかりました。この中に。

本書は、先日、この発信でもご紹介しました。この時は、ひろゆきさんがらみでの発信でしたね。

この中に、「プチ反抗期の子が素直になる ぬまっち流魔法の言葉5」という特集がありました。高学年女子、まさに「反抗期」ですね。

<場面2>
「クソババア」など、汚い言葉を発する。

NG言葉●
「そんな言葉遣い、やめなさい」
  ↡
〇魔法の言葉〇
「それは傷つくな~」

p40

説教とかスルーとかではなく、自分の気持ちを素直に伝えれば良いのです。高学年にもなると、多くを語らずとも、それだけで伝わるはずです。自分の何が、相手を傷つけたのか。

(前略)親だって子どもの言葉に傷つくことがあることは、しっかり伝えましょう。

p40

そうなのです。先生だって、傷つくよ・・・。そしてこの「歯止め」をしないから、子どもの言動が、どんどんエスカレートしていくのです。

きっと、子どもだってわかっているはず。「これ、良くないよな」と。そして「どこかで止めてほしい」と、本心では願っているのだと思います。

6 さっきポチッた書籍・2

ちなみにこれは「アサ―ション」というテクニックです。学んでおくと良いかもですね!

そして「ぬまっち」こと沼田晶弘先生は、次の本も出版しています!

2冊とも、先ほど注文しました(^^)

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!「大人の対応」で流すのがスマートで目指す姿ですが、そうもいっていられない時もあります。

「ぐさっときたらこう返す」くらい定型化して、子どもに自分の言動を振り返る機会を持たせたいと思いました。

では、今日も素敵な一日を!

私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。