7月14日(日)に愛知サマーセミナーで特許紛争劇を上演します
0.はて…?
日本弁理士会東海会の教育機関支援機構の活動で、
愛知サマーセミナーにて
2024年7月14日11:10~12:30に特許紛争劇を上演する運びとなりました。
はて…?
なんのことやら、自分で書いててもよく伝わらないな…
と思いました。
順番に説明しますね。
1.弁理士とは
私は弁理士をしています。
弁理士とは、
特許や実用新案、意匠、商標などの知的財産のスペシャリストです。
日本の弁理士は、みな、日本弁理士会に所属します。
私は、国内の特許出願の代理を中心に、仕事をしています。
2.日本弁理士会東海会
日本弁理士会東海会は、東海地域の弁理士が所属する、日本弁理士会の地域会です。
3.教育機関支援機構
私は、日本弁理士会東海会の教育機関支援機構に所属しております。
教育機関支援機構では、
愛知、岐阜、三重、静岡、長野の東海地方の
小学校、中学、高校、専門学校、高専、大学等の
各種学校の児童、生徒、学生を対象に、
知的財産教育の支援をする活動を行っています。
4.特許紛争劇「おにぎりパック事件」
この教育機関支援機構の活動の中に、
特許紛争を題材にした特許紛争劇の上演を行うというものがあります。
おにぎりの海苔を包むおにぎりパックの発明をした主人公が
特許出願をして特許を取得し、
おにぎりパックの製造販売をする事業を始めたけれど、
類似品を販売するあやしい中小企業の社長が現れて…
といったストーリーです。
この特許紛争劇は、
高校、高専、大学の生徒、学生に、
特許について楽しく学んでもらうためのコンテンツです。
教育機関支援機構のメンバーで劇団を結成して、
その劇団員の現役の弁理士たちが演じます。
私は、高校、大学では演劇部に所属していました。
社会人になってからも、仲間に恵まれて、
ときどき、劇場でお芝居をしています。
ですので、お芝居を続けたいので、
教育機関支援機構の活動を続けています。
また、この特許紛争劇を知ってもらうため、ストーリーを紹介する連載を、
紛争劇メンバーで中部経済新聞でさせていただいたこともあります。
私も第4話を担当しました。
下記ストーリーはネタバレしまくっているので、
7/14に特許紛争劇を観に行こうかな…という方は、
読まないほうが劇を楽しめるかも!
5.愛知サマーセミナー
愛知サマーセミナーは、毎年7月の三連休に開催される、
「誰でも先生、誰でも生徒、どこでも学校。」といった、
市民参加型のセミナーです。
とはいえ、私も、
昨年度に教育機関支援機構でこのセミナーに参加するまでは
サマセミのことを知りませんでした。
今年度も、サマセミでなにか講義をできないか…ということで、
「特許紛争劇」をやりましょう!と提案したところ、
受け入れていただけたといった次第です。
教育機関支援機構では、各種学校での知財教育支援を行うのですが、
サマセミも、例年、愛知県内の学校を会場として行われるものですので、
広い意味での「学校での知財教育支援」に当てはまると考え、
昨年度に初めてセミナー実施に参加した次第です。
6.会場は東海中学高等学校、2限11:10~12:30の開催です
さて、本題です!
このような特許紛争劇を、サマセミで上演できることとなりました。
会場は、東海中学高等学校
日時は、2024年7月14日11:10~12:30(2限) です。
今日現在は、まだどの教室を使わせていただけるのか決まっていませんが、
学内の教室をお借りして、特許紛争劇を上演いたします。
教室が決まりましたら、またお知らせいたしますね。
観覧は無料、事前の予約等は一切いりません。
「特許とは」なんて聞くと、
ムツカシイはなしかな…と敬遠されがちですが、
この特許紛争劇は、気軽に観ることができて、
それでいて、特許制度のことを結構深く知ることができる内容です。
また、今回は、
中学生以上の方にも理解しやすいように、
劇が始まる前の前説を工夫する予定です。
特許を取ろうと思ったらどうしたらよいのか、
特許を取った後には、どんな世界が待っているのか、など、
特許紛争劇を通じて
ちょっとだけ、身近に感じていただけたら…と思います。
7月の三連休、
・弁理士とか特許とか、ちょっと知ってみたい
・劇ならおもしろそうなので観てみたい
・家族で無料で楽しめるイベントはなにかないかしら
・サマセミの他のセミナーにも興味があるのであそびにいってみようかしら
というあなた!
ぜひ、サマセミの特許紛争劇に足をお運びくださいませ。
ご不明のことございましたら、ご遠慮なく私までご連絡ください。
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