こころが、からだが、疲れたら、マジで本当に休んでください『折れないリーダーの仕事』(下園壮太)【読書メモ】_04
昨年、構成をお手伝いさせてもらった本だけれども、改めて読んでみた。
『折れないリーダーの仕事』(著者:下園壮太、編集:柏原里美/日本能率協会マネジメントセンター)
たぶん私、この本に出会ってなかったら、いまでも徹夜とか土日休みなしとか、無茶な働き方でもっともっと体壊してただろうな、と思う。といっても、下園さんの言葉が本当に理解できたのは、たぶん入院とか手術とかしてたときだけれども。
「休むのも仕事のうち」とは言われても、経験の浅いフリーランスが、「仕事を切る」とか「休む」とか恐れ多すぎてできなかった。仕事を断るのが怖くて時間が惜しくて、睡眠以外のすべてを仕事にささげる、みたいな日々を続けてたら3年目にぶっ倒れ、仕事量を多少セーブするようになったものの、4年目には奇病で入院・手術……。
2年目までは本当にひどかった。依頼される仕事をなんとか仕上げるのにいっぱいいっぱいで、自分でやりたい企画があっても、練って提案する気力も体力もない。当然、企画を求められてもそれに答える体力もない。当時、すっごく「この媒体で頑張りたい」っていうところがあったのに、企画を出せなくて自然と疎遠になってしまって本当にもったいなかったな。
春は、冬に頑張りすぎた人が体調壊しやすい時期だそう(東洋医学だったか、しいたけさんだったか、誰かが言ってた。確かに、冬にたっぷり休んだ私は、この春めっちゃ元気です)。
要約ですが、
疲労には3段階のレベルがあって、2段階、3段階と疲労が蓄積するほどに、2倍、3倍と疲労が溜まりやすく、回復しにくく、ダメージを受けやすい体になってしまう。
疲れてる人、本当どうか休んでください。寝てください。
『折れないリーダーの仕事』(著者:下園壮太、編集:柏原里美/日本能率協会マネジメントセンター)
部下を持つ人向けの本だけれど、疲れている人はぜひご一読をー。
いまなら、kindle unlimited無料で読めるみたいです。
・・ところで。
フリーになってからは、それでも自分の好きな仕事をやってたからまだよかったのだけれど、フリーになる前、会社員勤めの頃、これめちゃくちゃ当てはまりすぎている。。
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