たままい。

本を愛するライターです。 facebookはこちら → https://goo.gl/FcAksP

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マガジン

  • 食道アカラシアと診断されるまでの長い日々。

  • 読者なう。

    ひたすら読者になる時間。

最近の記事

雨だもの。人間だもの。後ろ向きなときもあるわよさ。

外出続きの今週。外出の予定はあと3日。 梅雨明けっていうけれど、やっぱり撤回してもいいんじゃないかい? と思う天候の荒れっぷり。まあ、水不足になっておいしいビールが飲めなくなったり、野菜が高騰するより、はるかにましだけれども。 こま切れの時間ばかりだと、どうも執筆がはかどらない。 特に書籍の原稿は、まとまった時間を確保してパソコンに向かいたい。 そんな弱音を吐きそうになると、思い出すのが『やりたいことがある人は未来食堂に来てください 「始める」「続ける」「伝える」の最適

    • 「超・天才」か「底辺で生き抜く覚悟を持つ人」以外、チームで生きるすべを身に着けたほうが人生楽そう『Team Geak』【読書メモ】_12

      『Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』(著:Brian W. Fitzpatrick、 Ben Collins-Sussman、翻訳:角 征典/オライリージャパン)読了。 本書がアメリカで発売されたのが2012年(日本語版発売は2013年7月)。ちょうどGoogleで「社員の生産性を高める方法」を摸索するプロジェクト・アリストテレスがスタートした年です。 その後4年の月日をかけ、その唯一の方法として導き出された「心理的安全性」は、お

      • 自分が見つけた「神さま」を知ってもらいたい」/【スナック滝・本日オープン】

        「発信ができないとツライ。自分にとって発信することは息をするように自然なこと」 編集者やライターって、基本的に「これ、面白かったよ」とか「こんなことがあったよ」を誰かに知ってほしい欲が強い人だと思っています。私、たままいも今年に入り、いろいろ思うこともあり「毎日noteを書こう」と一瞬頑張りました。 しかし、「〆切に遅れそうな原稿」があると、プライベートの発信はどうしても後回しになりがち。それでもライターなら〆切間近の原稿さえなければなんとかなりますが、何本も何本もチェッ

        • とにかく眠りたいんだよ。

          いまの私は、何よりも寝たいんだ。 睡眠をきちんと取って、毎日おいしいご飯を食べ、「ああ、今日もよく働いたー!」ってお風呂入ったり銭湯行ったりして、その日の疲れをとって、朝までぐっすり寝たいんだ。 仕事の興奮を覚ますために、アルコールの力を借りなきゃいけなかったり、睡眠不足でカラダを壊してしまうような働き方だけは、絶対にしたくないんだ。 それをやっちゃうと、私がいま「あれ、なんかちょっとそれおかしくないですか?」を問い続けたい人たちと同じ働き方になってしまうから。 どう

        • 雨だもの。人間だもの。後ろ向きなときもあるわよさ。

        • 「超・天才」か「底辺で生き抜く覚悟を持つ人」以外、チームで生きるすべを身に着けたほうが人生楽そう『Team Geak』【読書メモ】_12

        • 自分が見つけた「神さま」を知ってもらいたい」/【スナック滝・本日オープン】

        • とにかく眠りたいんだよ。

        マガジン

        • 食道アカラシアと診断されるまでの長い日々。
          6本
        • 読者なう。
          14本

        記事

          カラダが健康になると、脳みそもフル回転してくれるなと思った話。

          3月だったか4月だったか、食道アカラシアのPOEM・術後半年ぐらいで「ああ、ここ数年でいちばん体調がいい」と実感できる日が、数日続いたことがありました。 そこからさらに回復してきたのか、最近は脳みそもフル回転モード。あまり良いことではないのですが、毎回毎回の取材がものすごく楽しくて、ついつい時間もオーバーしてしまいがちです。 取材相手の時間が限られているときは、絶対オーバーしないように気をつけるのですが、「大丈夫ですよ」って言われると、当初1時間予定の取材でも30分ぐらい

          カラダが健康になると、脳みそもフル回転してくれるなと思った話。

          強制的に時間を取らないと「あとまわし」になるもの。

          日々、楽しくてやりたくて仕方がない仕事ばかりしていると、どうしても後回しにしてしまうもの。「これ、いま学んだ方がいいよな。うん、分かってはいるんだ」という領域の勉強です。 いま、書きたいテーマの根本にあるものが「教育」です。「いま、書きたいテーマの」というよりも、私が興味対象を持つ根源が「人」にしかないので、もう「すべての根源」に関わる領域です。 組織マネジメント、リーダーシップ、リーダー育成・再教育、人材採用・新人育成から、ビジネスハウツー的なモチベーションアップ、集中

          強制的に時間を取らないと「あとまわし」になるもの。

          料理って、やっぱり楽しくやりたい。『料理研究家がうちでやっているラクして楽しむ台所術』(林幸子)【読書メモ】_11

          第1回の本塾から、一緒に動いてくださっている江藤ちふみさんの編集協力・最新刊『料理研究家がうちでやっているラクして楽しむ台所術』(著:林幸子、構成:江藤ちふみ、編集:桑島暁子/サンマーク出版 )。 「たまちゃんが知りたい質問、これだったよね」と該当箇所に付せんを貼ってご恵贈くださる、ちふみさんの気遣い力…。 そして、この質問に対する「グー先生」こと林幸子さんの回答が、またすばらしすぎる。 私にとっての料理は、仕事の息抜きのための時間でもあるから、「ラクして楽しむ」は本当

          料理って、やっぱり楽しくやりたい。『料理研究家がうちでやっているラクして楽しむ台所術』(林幸子)【読書メモ】_11

          第2回・本塾終了。行動すると見えてくる世界。

          5月某日、都内某所。「本を愛する人」のための勉強会・本塾、第2回が終了いたしました。勢いで開催した第1回の参加者同士の中で、実際に企画が動いていると聞いて、めちゃくちゃ喜んでいるたままい。です。 昨日の第2回は、ライターの大大大大先輩、田中幸宏(たなか・ゆきひろ)さん、通称たなゆきさんを質問攻めにする会。 「勉強会で自分が講師として話す準備をすると、僕のほうが学んで持ち帰る量が多くなってしまうので、みなさんの質問に答えるかたちならいいですよ」 と、たなゆきさんがおっしゃ

          第2回・本塾終了。行動すると見えてくる世界。

          専門病院から、また別の専門病院へ。【食道アカラシアと診断されるまで (6)】

          ※タイトル、次回分のタイトルでアップしてしまっていたため変更しました。 最新術式のPOEMを実施する昭和大学江東豊洲病院にたどり着くまでに、日本医科大学を経由したのがよかったのかどうかは、よく分かりません。ただ、「食道アカラシアっぽい症状の人は、POEMに対応した病院に行ったほうがいいよ」と思っています。 今日は、そのあたりのお話を。 ※ 最初、日本医科大学付属病院で、「アカラシアについて各種治療方法についての説明を受けた後、各種検査を受ける前に、「食道アカラシア確定

          専門病院から、また別の専門病院へ。【食道アカラシアと診断されるまで (6)】

          専門病院への紹介状。「えっ? 紹介先ってこちらから指定するんですか?」【食道アカラシアと診断されるまで (5)】

          間が空いてしまいましたが、久しぶりにアカラシアシリーズの続きを。 「それ、この病気じゃない?」 と夫がある日、「食道アカラシア」で検索したページを発見してくれました。 飲み食いしたものを片っ端からリバースするヨメの姿を見て、夫もあれこれ調べてくれていたのです。 固形物だけでなく、液体もうまく飲み込めなくなり(嚥下(えんげ)障害)、徐々に進行します。嘔吐が起こりますが、特に夜間、寝ているときに多い傾向があります。そのほか、胸の痛み、背中の痛みがでて、病状が進行すると体重が

          専門病院への紹介状。「えっ? 紹介先ってこちらから指定するんですか?」【食道アカラシアと診断されるまで (5)】

          「効率化」と聞くと思い出す本『モモ』(ミヒャエル・エンデ)【読書メモ】_10

          時短、効率化、生産性アップ。働き方改革の大号令の中、これらの言葉を聞いたとき、ときどき感じる違和感。「それを実現できた社会は幸せなんだろうか?」 ミヒャエル・エンデの『モモ』(翻訳:大島かおり/岩波少年文庫)、読んだことある人どれぐらいいるだろう。1973年のドイツで刊行ということは、もう50年前の本になるのか(計算・雑)。映画化もされているので、あらすじぐらいは知っている人も多いかも? 小さな女の子モモと「時間どろぼう」の灰色の男たちの物語。おおらかにつつましく楽しく暮

          「効率化」と聞くと思い出す本『モモ』(ミヒャエル・エンデ)【読書メモ】_10

          金曜の夜だもの。

          あああ、なんというあっという間の一週間か。なぜあっという間か。後半2日間が濃密すぎて、完全に仕事モードスイッチオンで、まだまだやるぞ、うおー感が漂いまくりだから。でも、金曜の夜だもの。そろそろいったんスイッチ切らねば。 なんだかんだ、明日も濃そうな一日なんだ。 でも、その前にちょっとだけ今日の振り返りを。 たぶん次のnoteで詳しく書きますが、今日、お会いした編集者さんのことば「自分にとって『発信』は、息をするぐらい自然なこと。できないと息苦しい」が印象的な一日でした。

          金曜の夜だもの。

          カルピスの原液よりもステキ時間が濃密な1日。

          ぎっくり腰からだいぶ回復しつつも、まだ前かがみのおばあちゃん姿勢でしか歩けない今日この頃。 タイミングよく取材の日程が、3件ぎゅっとまとまっていた今日という日に、よたよたとでも歩ける状態になっていて本当によかった。 取材は毎回本当に楽しいけれど、今日の話も記事にするのがすっっっっごく楽しみだ(寝て起きたら小人が記事完成させていくれたらいいのにな)。 今日お会いした3名は、いま、ぼんやりと私が「世界はこう変わっていくんだろうなぁ」と思う世界をはっきりと体現されている方々だ

          カルピスの原液よりもステキ時間が濃密な1日。

          「ときめく本屋」と「ときめかない本屋」

          最近、ずっと考えていること。 「ときめく本屋」と「ときめかない本屋」の違いってなんだろう。 基本的に、大型書店が好きです。丸の内・丸善とか、池袋のジュンク堂、新宿の紀伊國屋書店、表参道の青山ブックセンター本店などなど。遊園地やテーマパークより、圧倒的に楽しい。 でも、そこそこ大型なのに「ときめかない本屋」もたまにある。 例えば、秋葉原のY書店。行きやすい場所にあり、それなりの広さもあって、何度も足は運んでいるのだけれど、毎回ほとんどときめかない。お目当ての本以外を購入す

          「ときめく本屋」と「ときめかない本屋」

          本は「売る」ものであって「売らされるもの」ではない。『まちの本屋』(田口 幹人)【読書メモ】_09

          本好き、本屋好きにとってとても悲しくなる記事を見かけた直後、青山ブックセンター六本木店に、三省堂書店京都駅店などの書店閉店ニュースが立て続いていて切ない今日この頃。 なんだか無性に読み返したくなった、『まちの本屋』(著:田口幹人、編集:斉藤尚美、編集協力:上阪徹/ポプラ社)を再読。2015年11月に販売された当時、「ああ、いつか田口さんに『この本を売る!』と思ってもらえる本の作り手になりたい」と思ったものです。 出版界隈の人には、いまさらの説明ですが、著者の田口幹人さんは

          本は「売る」ものであって「売らされるもの」ではない。『まちの本屋』(田口 幹人)【読書メモ】_09

          寝ているときにまさかの。

          さわやかなゴールデンウィーク明けの朝。 夢うつつ、寝返りを打つたびに「あれ? なんか腰が痛い」。 まさかの「寝ているときにぎっくり腰」。 いやいや、2か月前にぎっくり腰なったばっかりじゃないか。 そこから腰の使い方、めちゃくちゃ気をつけていたじゃないか。 あ、あれか。 最近ぺったんこ靴ばっかりだけど、昨日、久しぶりにヒールでがんがん歩き回ったせいか。 もう、起こってしまったことは仕方がない。とりあえず気を取り戻して。たった2か月前の出来事だもの。「急性期の過ごし方」は

          寝ているときにまさかの。