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夫婦って、もっと幸せになっていいんだよなぁ。『なぜか、いつも夫は他人ゴト。』(ザビエル) 【読書メモ】_02


『なぜか、いつも夫は他人ゴト。』(著者:ザビエル、編集:宮崎桃子/サンクチュアリ出版)読了。

最初、夫婦ゲンカの直後に読んでしまったせいで、読了直後は素直に受け止めることができなかった本。何よりも「世の夫はこんなにひどい夫ばっかりなのか!?」「世の妻は、こんなにひどい夫に耐えているのか!?」と本筋とは違うところが気になってしまって。

でも、ケンカしていないときに再読してみると、めちゃくちゃいいこといっぱい書いてあるんです。

頼んだことややってくれたことに対して、自分の期待値を超えないと、相手に不満を抱きがち → まずはやってくれたことを感謝する
相手の言動に「いらっ」を感じたら、そう感じる理由を考えてみる。相手の言動の意味が分からなければ勝手に理由を想像しないで相手に聞く

わが家では、とりあえずこの2つを意識するだけで、最近とても穏やか。夫婦仲がいいか悪いかで、人生のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)って100倍ぐらい違う気がする今日この頃です。

ちょっと昔話ですが。風邪か何かで数日ベッドからまったく動けなかったときがありまして。さすがに気持ち悪くて、夫ちゃんに「下着の替え持ってきてくれる?」とお願いしたら、持ってきてくれたのは生理用ショーツだったんですね。

「えっ!? ふつうのおパンツと生理用ショーツの違い、知らないのかい!?」と驚きました。

自分の中の”常識”は、ついつい相手も「知ってて当然だよね」と思いがちだけど、お互いに知らないことってまだまだたくさんあるんだなぁ、と。

違う生き物だから、相手の考えを聞く。自分の思いを言葉にして伝える。大切なことはいつもシンプルでした。

『なぜか、いつも夫は他人ゴト。』(著者:ザビエル、編集:宮崎桃子/サンクチュアリ出版)
https://goo.gl/4JSuAE

#読書メモ  


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