マンツーマンの交渉に弱すぎる話

昔からマンツーマン、1対1の交渉みたいなシチュエーションに弱すぎる。


この間は、お使いの電力会社から〇〇でんきに契約を変えませんかという訪問で、普通に安くなるもんだと思って契約して直後にクーリングオフ(ネットのその会社の公式サイトでシミュレーションして高くなることが発覚)

初めて一人暮らしを始めた18の時はテレビも無いのに何の疑いもなくNHKの集金人の機械にキャッシュカードをスキャン(結果的に一応本物のNHKだった)

昔から友達と意見が違った時は100相手の意見に乗るようにしたし

会社でもちょっとした仕事なら上司を通ってなくても引き受けてしまう時が多い

基本的に、相手と自分がwin-winになるような妥協点を探るための交渉や、そのために必要な情報を集めるための質問などをすることを本能が拒否しているのだろうか。

1人だと結構考えるんだけど、目の前でリアルタイムで話すとなると、頭が回らなくなってしまい、考えることを放棄して相手の言う事をそのまま聞いたり、自分にとっても相手にとっても良い事なんだと頭の中で勝手に変換している。

高校以降の学生時代の大部分は基本ぼっちで同級生とは全然年相応な会話をしてこなかったし、自分には全く自信が無かったというのもあって、

会話をしながら考えて返答するとか、自分の意見を主張するとかの筋肉がついてないのも原因の一部かと考えている。
もちろん本来の性格・性質もあると思うけど。

そう言う自覚はあって気をつけてたつもりだったが、久しぶりの訪問セールスで冒頭の出来事があった。

まさか公共設備のことで自分が損をする契約をさせられると思ってなかったのである。

振り返れば、
セールスマンの指に指輪が見えて、家庭を持ってる男だし変な契約はしてこないだろうとか、こんな土日に営業活動してて大変だなみたいな同情とか、

時代遅れで人が良すぎる老害みたいな思考を平気でしていたことを思い出して自分がかなり怖くなる。

時間を犠牲に1つ勉強にはなりましたが、今後もこんなのが続くようだと近い将来には社会に食い殺される気がしてならない。

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