#086 ブダペストまで全然たどり着かなかった話(東欧3カ国旅行記その6)
こんにちは、マルタのタマルです。旅行7日目、日付でいうと2023/12/31は大晦日の出来事です!
Bratislavsky Hrad(ブラチスラバ城)
この日は朝一番にブラチスラバ城へ行きました。
登るのが大変だったというぐらい小高い丘にあり、古代ケルト人やローマ帝国時代にも重要な拠点として活用されていたらしいです。9世紀にはモラヴィア大公国の一部として防御施設が築かれ、10世紀以降はハンガリー王国の支配下に。15世紀にゴシック様式の城に再建され、その後ルネサンスやバロック様式の影響を受けて改修が繰り返されたらしいです(マリア・テレジアの治世中にバロック宮殿として整備されたそう)。その後火災で廃墟になり、20世紀後半に大規模復元工事によって現在の姿に再建。その姿から「逆さテーブル」とも呼ばれているんだそうです。
展示スペースは広々としていて、また、朝だったからか人もまばらでゆっくり見回ることが出来ました。実はこの「ブラチスラヴァの景色」写真は、入っていい場所かよくわからなかったんですけど…そこにきた観光客3人で「俺達みんな同罪だね!」みたいなアイコンタクトをして登りました。笑
登るのも大変なら降りるのも大変で、道に迷いながらなんとか降り立ちました。途中、観光客のカップルが「この道であってる?」と息を切らしながら聞いてきたので「大丈夫!あってるし、あと1割ぐらいだから」と伝えたのもいい思い出(笑)
ブラチスラヴァの駅へ
お城を堪能したので、さてブダペストへ!と思ったのですが、一つ大きな勘違いがありました。私はウィーンからバスでやってきて、バス停の近くに宿をとっていたので、余裕だ!と思っていたのですが、バス停と駅は全然違う場所にありました(そりゃそうだ…)。
それに気がついたのが列車出発20分前とかで、急いでBoltでタクシーを配車しました。結果的には、列車がかなり遅れて余裕で間に合ったのですが…あれは焦った。
ご飯を買いたいのに周りにロクなショップもなく、なんかつめたいパンみたいなのを買いました。笑
ホームに行くと、フィリピン系の女性が話しかけてきてくれて、雑談をしました。アメリカの大学に通っているとかで、インスタを交換したんだけど、なんとポールダンサーみたいでした。かっこいいー。彼女もひとりで旅行をしているそうです。
ブダペストに…着かない!
さて、無事に電車に乗ると、途中でチケットチェックのお姉さんが来ました。そして、衝撃の一言。
「ああ、この電車ブダペストに着かない電車になったから。終点で降りて、バス乗ってくれる?」
どういうこと?
と、聞き返しても、同じことしか繰り返してくれなかったので、頷くことしか出来ませんでした。行き先変わるなよ…。
駅についたら、「Budapest!」と叫ばれバスに。つめこまれて、てっきりそのバスに乗っていたらブダペストにつくのかと思ったら、また謎の場所に降ろされました。What!?
さっき雑談していた女性とまわりに話を聞くと、なにやらバス停は駅の近くについて、そこからブダペストに行く電車が出るとかなんとか。いやいや、それ最初の鉄道の人が説明するべき内容じゃない!?
本来なら2時間半ぐらいでつくはずでしたが、+1時間ぐらいは余分にかかりました。あれ焦ったな~。あの女性がいてくれてだいぶ助かった。
クリスマスマーケットへ
さて、宿に荷物をおいて、夜のブダペストに繰り出しました。
本当にどこの街のクリスマスマーケットも大好きです。特色があっておもしろいし、あたたかみがあっていいですよね。うーん、写真見てたらまた行きたくなってきた。
と、いうわけで
いろいろありながらもブダペストに無事たどり着いたお話でした!東欧旅もクライマックスに差し掛かってきました~。大好きになったブダペストの旅行記はまた次の記事で!