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箱根駅伝っていいよね
明けましておめでとうございます。
平成最後のお正月です。
いやいや、平成最後、なんて特別な発言をしているけど、
今日という日はもともと今日しかない特別な1日なんだよ。なんてツッコミを入れては、なんだかやる気も起きず、ゴロゴロとして無駄に過ごしている、そんなたまこです。
お正月はいつも晴れているイメージで、どこの場所へ行ってもカラッとした空気が流れていてとても好き。
お正月に食べるお餅は、なんでこんなに美味しいのだろう。
そんなことぼーっと考えながら、
毎年お正月になったら観る、箱根駅伝。
箱根駅伝っていいよね。
私はもともと、小学生の頃から駅伝部に所属していた。
始めたきっかけは、マラソン大会で1位を取ったから。
そうじゃなくても、毎年3位には入っていて、先生に勧められ加入。
多分、本当にやる気はなかった。
自ら進んで始めたわけではない。
部長やらなんやら勤めて大会にも出たけど、
今を死ぬ気で頑張れない子だった。
だからこそ、箱根駅伝を観ると勝手に涙腺が緩む。
今でも覚えてる。小学生の頃、駒澤大学が優勝した時、わんわん泣いた。
その時箱根駅伝走りたいと思った。純粋に。
女の人が走れないと知ると、マネージャーをやりたいと思った。
昔は不思議で仕方がなかった。
高校生の箱根駅伝は何で無いのか、とか
1日に行われるニューイヤー駅伝はどうして盛り上がりに欠けるのだろう、とか
でも、今思うと
大学生という、学生最後でもあり、社会のあり方も学んでいき、
この学生と社会人の間という、不安定な時期の成長段階の人たちが
あんなにまっすぐ、命を削ってゴールを目指すから
チームで襷を繋ぐから美しいんだ。
多分、走っている人は本当に故障とか、怪我とか気にしてない。
本当に今のゴールをただ目指している。
次の人へ襷をつなげることだけを考えているんだと思う。
社会人になって、サークル程度でスポーツを楽しんだりするけど、
もうあんな風に死ぬ気でスポーツをやる機会が減った。
それどころじゃなく、死ぬ気で命を削りながら頑張ることってぐーんと減ると思う。
そもそも私は死ぬ気で、あんなにまっすぐ頑張ったことってあるのだろうか。
臙脂の襷が本当に大好きだった。
でも今は、選手が汗を流し
歯を食いしばって繋いでいる襷が他の何にも変えがたい尊いものだと感じている。
箱根駅伝を見ると毎年思う。
美しさの裏に感じる自分への戒め。
羨ましい、と感じていたけど
全ては自分次第なんだよ。自分が頑張れてないだけ。
あぁ、平成最後なんて発言、もうやめよ。
もともと今日も、今この瞬間も、昨日だって最後だよ。
2019年はもっと、死にものぐるいで
行動力ある年に。