片付けと自己対話ー1

己の人生のハードルの一つに、『片付け』があることに気づき、
そこから片付けというものに向き合った2018年8月〜2020年1月までの記録。

片付け方法としては、こんまりさんの『人生がときめく魔法の片付けノート』を使用。そして、こんまり流の片付けをやりきった友人にサポートしてもらいながら進めた。

片付かないということ

”片付かない”  という問題は、小石のようにそこら中に落っこちていて、それを避けようとしながら生きていくのは大変だった。
度々、そこに足を取られ怪我をしてきた。

夫婦喧嘩だったり、子どが朝に靴下を探しだせないことに対する怒りだったり、様々に姿を変えて日常にあらわれた。

時間お金空間、どれもほしいというのは無理なんです」以前、片付けを仕事にしている知人が言っていた。

”空間を物がしめている状態は時間をかけなくては管理しきれない”
とか、”必要でワクワクするものだけを手元に置いておけば、時間やお金に余裕がうまれる” とかそんなことだったと思う。

「なるほど」と思った。

その頃は片付けについて苦手意識の塊を抱えていたから
ニュアンスが正しく受け取れたかはわからないけど
片付けが私の人生において重要になるだろうという予感はあった。

今から一年半前、本格的に片付けを始める前の話。

片付けは自己対話だった

そんなわけで2018年8月〜ちまちまと片付けを開始。

片付けは予想以上に自分との対話の連続だった。

そして片付けを終えた今、長年抱え続けてきた罪悪感という荷物をおろして身軽になった気がしている。

片付け以外にも、思い当たるフシはあるし、
人生のフェーズでたまたま起きた変化かもしれない。

だけど、片付けを通して得た発見や、おもりのように身にまとっていて、ものとともに捨てていったものは確かにあったので、
それらを思いつくまま書いていく。

そんなシリーズです。

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