子供科学

リケジョが勧めるこども科学絵本


(↑明らかな絵の具水ですね。。。)

子供の理科離れが問題視され、騒がれるようになって随分経ちました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/理科離れ
実際に子供の理科離れが改善しているかどうかはさておき、自分がどうやって理科系科目に興味を持ったか思い出してみると、単純に好奇心が旺盛だったこと(子供の頃はどうして?なんで?と聞きまくってたとか)、
そんな私でも大学受験の生物などはほんと暗記ばかりで面白くないなぁと感じていました。
(もちろん大学では、質問すればどんどん答えてくれる先生がいて楽しく学びました)
つまり、学校の授業だけじゃ理科つまんないマンになってしまう…!(すいません、先生方をdisっている訳ではありません。先生との相性もあるしね…)

そこで今回は子供のうちから理科や科学に興味を持てるような、おすすめのこども科学絵本を紹介したいと思います。

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1) ながいながい骨の旅**

願ったことは、「いま」「じぶん」が「ここ」にいることが、どれほどかけがえのないことなのか、それを感じてほしいということでした。人間同士だけではなく、あらゆる生き物がつながりあっている、その「つながり」に対する感覚や想像力こそが、これから最も大切なことだと思えてなりません。「骨の旅」とは、私たち自身の、そして、私たちとたくさんの生き物たちとのつながりを見つけなおす旅でもあるのです。(著者コメントより)

日本子どもの本研究会「第2回作品賞」受賞!
地球の誕生からどのようにして生物は骨を獲得したのか?という視点とてもスケールの大きな絵本。マニアックな古代生物の名前が載っているかと思えば、文章はとても分かりやすくて、絵も素敵なので、小学校低学年の子供ももっともっとと読んでいました。


2) ちいさな ちいさな: めに みえない びせいぶつの せかい

自然界での微生物の大切な役割について子供たちに分かりやすく伝えるイギリスの科学絵本

びせいぶつってばい菌だけじゃなくていろんな役割があって、こんなに小さくて、びせいぶつがいなくなったら生態系がこわれてしまうくらい、大事なんだよ。
でも中には体に入るとお腹が痛くなったり熱がでたりするびせいぶつもいるから、ちゃんと手を洗おうね。
というようなことが平易な文章で書かれていて、とても分かりやすく親しみやすく、うちの子のお気に入りです。


3) NHK 考えるカラス 「もしかして?」からはじまる楽しい科学の考え方 

Eテレの教育番組『考えるカラス~科学の考え方~』が書籍化したもの。こちらの番組が好きで親子でよく見ているので購入しましたが、小一には本はちょっとまだ難しかったみたいです (^ ^;。二〜三年生くらいから読めるかな?と思いつつ、保管中です。大人にも面白いです。


4) 地球 ・宇宙(福音館の科学シリーズ)

からすのパンやさんの作者の かこさとしさん による科学絵本。
私も小さい頃「宇宙」を買ってもらい何度も何度も読みました。
内容は古いかもしれませんが、とても細部まで丁寧に手書きのイラストで描かれていて、ただ絵を眺めているだけでも楽しいです。持っていませんが同シリーズで「海」「人間」もあるようなので今度買います!


5) はじめてであうすうがくの絵本 (安野光雅の絵本)

1-3までシリーズ化されています。

第1巻《なかまはずれ》《ふしぎなのり》《じゅんばん》《せいくらべ》
第2巻《ふしぎなきかい》《くらべてかんがえる》《てんてん…》《かずのだんご》《みずをかぞえる》
第3巻《まほうのくすり》《きれいなさんかく》《まよいみち》《ひだりとみぎ》

小学校に入って算数を習い始めてびっくりしたのが、結構暗記科目のようにひたすらたしざんとひきざんをやっていて、こりゃ楽しくないよね、、、(私の場合 苦笑。子供は国語より算数の方が好き!って言ってますが)と思い、もっと数字や数学の概念に興味を持って欲しいと思い購入。すこし難しいところもありますが、長く楽しめそうです。

科学絵本ではないので蛇足ですが、さんすうドリルでこのシリーズはおすすめです。

お子さんの目の届くところにさりげなくおいてみてください

と表紙に書いてあるように、おいておいて子供が興味を持った時にちょっと解き方を教えたら、自分から進んでやるようになりました。パズル感覚なんだけど足し算ができないと解けない、パズルを完成した時に嬉しい!やったー!という感じでどんどん勝手にやってくれます(歓喜)


6) ダーウィンの「種の起源」: はじめての進化論

生命の「なぜ」を説明した、ダーウィンの『種の起源』。世界を大きく変えたこの本を、美しい絵と文章でわかりやすく語りなおした、こどもからおとなまで楽しめる科学絵本。

こちら高くてまだ購入してないのですが、とても気になっています。進化の過程や恐竜が絶滅した理由など私たちが子供のころの定説といまでは大きく異なっていたりもしますが、ダーウィンの進化論も興味深く学びましたし何より絵がとても素敵なので、必ず購入したい。。。!


7) まめしば (おまけ)

こちらは科学絵本と言っていいのか悩ましいのですが、、、

「ねぇ知ってる?・・・」とこっそり豆知識を教えてくれるおなじみのキャラクター「豆しば」が、可愛いイラストと共にいろんな豆知識を教えてくれます。
なによりも!これを!CM風に子供が音読するのが!超絶かわいいので!そこを声を大にしてお勧めしていきたいです!


以上、何点か子供向け科学絵本をご紹介しました。実は子供に科学に興味を持ってもらいたいと思って結構科学絵本を買ったり図書館で借りたりしているのですが、中には平易な表現を重視しすぎたのか「これ内容まちがってるよね??」といったものもたまにありました。
今回はこども騙しではない、本当に分かりやすくてお勧めの科学絵本をご紹介しましたので、皆様の絵本選びの参考になりましたら幸いです。

#こども向け科学絵本 , #科学絵本

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藤凛子 (ふじりんこ)
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