子供への依存

年明けから書きたいことは沢山あるけれど、
うまく言葉にできない状態が続いてます。

我が家は子の物心つく頃から私と一人っ子のひとり親状態で、
私も将来の不安からか家に引きこもりがちでした。
そんな中でも、子供とたまに散歩すると、まだよくしゃべれない子が空を指差して飛行機や飛行機雲をおしえてくれたり、
道端に咲いている野草の花を指差してこっちみてニッコリわらったり。
動物が好きみたいで、お散歩コースを散歩している犬や、猫、鳥など反応して追いかけ回したり。

とにかくプロセスはいいから結果を出せ
結果を出せなければ業界に生き残れない、
成果が出ない=人間失格
少ないポジションを巡って椅子取りゲームをやってるような生活を10年以上続けていたら、
ご飯が美味しいとか、空や月や花が綺麗だとか感じること、
そういうことで幸せを感じることがなかった。
心の余裕がなくなり、
世界全体がグレーがかって見え、
焦って昼夜週末関係なく仕事して、
自律神経破綻してフルパワー出せずに仕事も進まず悪循環。

それに気付かせてくれたのは子供で、
育休中、社会から離れて子供と濃密な時間を過ごす中で、
見える景色や耳から聞こえる鳥の声や遠くでおっさんがクシャミしてることなども教えてくれて(笑)
私の周りの世界に彩りを取り戻して行けたのだと思いました。

子供にはほんとうに心を救ってもらった、と感謝しています。

子供も私に対して愛着が強くて、私以外の家族や学校ではちゃんとできていること(トイレ、食事、着替えとか)が、
私がいると甘えてできなかったり(やってやって節、急に赤ちゃん返りしてバブみが増すらしい)
公園でも私以外だと他の子と遊ぶのに、
私とだとずっとべったり…(そもそも出不精であまり公園行かないのもある…)

そんなんで子供を理由にお誘いを断ったり、ということも多くありました。
保育園のお迎えに行っても、遊ぶのに夢中で中々帰らない、みたいな話を聴くと、うちの子はまだ親ばなれできてないのかなぁ、
特別親への愛着が強い子なのかなとおもってました。

でも最近、度々親子の境界線をしっかり引く、みたいなことを言われると、
「え?もう?」と少し胸が締め付けられるような気持ちになります。
実は依存してるのは私の方で、私のこういうちょっとした気持ちを敏感に感じ取って子供が甘えてくれてるのかなぁと思ったり。

子供の頃の私はとにかく親の育てやすい子になることを求められ(ていると思っていた。第一子だったし)、
いつも教師や上司の顔色を伺い、場の空気を読み、その割に地雷を踏んで上司からの怒られ係という不名誉な呼び名をもらったりしました。

なんかそういうのも色々間口を自分で狭くしていたからなのかなぁ、とか思いました。
というわけで、今年は少しずつ
甘え上手頼り上手、他力を借りながら、
子離れしていけたらいいな、と思います。
その過程も書いていけたらいいなと思います。

新春福袋でいただきました♡

#育児
#子離れ
#五歳児

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