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年のはじまりは、ポンデリング。
2024年大晦日。
わたしはいつも通りにご飯を食べて、いつも通りにお風呂に入ってスキンケアをして就寝。
大晦日はテレビを見て、笑って、お酒を飲んで、こたつでごろごろ。
気がつくとそんな年末年始を過ごさなくなっていた。
年末だから、お正月だから、といった感覚がない。
それは数年前から「お正月」をひき算したからかもしれない。
30歳になるすこし前から実家に帰るのがしんどくなった。
理由はとくになくて、帰っても居心地のよさを感じなかったから。それだけ。
家族から結婚や出産、恋人や仕事についてなにかを言われることはなかった。
けれどなんとなく後ろめたくて、顔を合わせたくなかった。
その頃からかもしれない。
お正月は1月のはじまりの日だと感じるようになった。
わざわざ3月1日や11月1日にわたしたちはお祝いをしないし、特別な料理も食べない。
だから1月だけをお正月にして特別にしなくてもいいと思った。
もちろん年が変わるのは大きなこと。節目。
けれど昨日も今日もわたしはわたしで、目指す未来もいまのわたしも変わらない。
未来のわたしは大晦日に、カウントダウンコンサートに行っているかもしれないし、いつか新年のニューヨーク、タイムズスクエアに行ってみたい。
けれど今年は、いまのわたしはこの暮らしがすき。
新年の朝ごはんは昨日買ったミスドのドーナツ。
だいすきなんです、ポンデリング。
お正月だからいつもよりちょっと豪華なコーティングのついたやつにした。
それだけで満足な2025年のはじまり。
本年もゆるゆると日常を綴っていきます。
どうぞよろしくお願いいたします