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【日記】デパ地下に漂う、変化の予感。

昨日はわたしにしては珍しく一日中外出していた。
かえる前に、夕飯のお惣菜かお弁当買って帰ろう、と思いつきデパ地下へ。
しばらく人混みの中をうろうろしてみたものの、買うものを決められなかった。

帰宅して、家族が入浴しているうちに冷凍庫にあった牛すじコロッケをささっと揚げる。
あとは残りものの具沢山味噌汁をチンしたら完成。おしまいだ。
手をかけてつくらなくても、コロッケがあればだいじょうぶ。コロッケで喜んでいる人たちを横目にわたしは、キッチンでひとり乾杯。
週末だしいいよね、きのうはそんな夜だった。


わたしはデパ地下が大好きだ。
百貨店のどこのフロアよりも、デパ地下って「キラキラ」ということばが似合うフロアだと思う。
ジュエリーやコスメ、ファッション…さまざまなフロアがあるけれど、食料品売り場のキラキラ感は段違い。ずば抜けている。
所せましと並んだお店のひしめく感じといい、人の流れや行列、季節によって変化する商品のいろどりも、活気にあふれている。

わたしが決まって買うのは、サラダ系の惣菜とパン。
このふたつはわたしの定番だ。あと関西の百貨店なら551と御座候もマストだろう。
その日に食べなくても、とりあえず。家にあるだけでうれしい気持ちになるもの。


きのうは晩御飯のおかずは買えなかったけれど、百貨店ならではのちょっといい納豆やお味噌を買ってみた。
最近のわたしは味噌にハマっているのだ。


サラダ系の惣菜やパンでも豚まんでもなく、いまのわたしの冷蔵庫には数種類の味噌と納豆が並んでいる。

これもわたしの変化なのかもしれない。

食べるものやメイク、服装、持ち物ひとつでも、感じ方に変化がある。
ひとつひとつ、丁寧にみていくと昨日と今日では少し変化している。
ほんのちいさな自分の変化に気がつくようになったことに驚く。そして興味深くて、ちょっとうれしい。



次にデパ地下行ったらわたしはなにをみて、なににときめくのだろう。
そう遠くない未来のわたしに、その変化にいまからわくわくしている。


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