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人間の本質14

何故人は人を殺すのか?

答えは人間には愛があるから、、、。

好きな人を誰にも渡したくない

愛する家族を守んだ

祖国を守んだ

愛がなければ人間は殺戮を繰り返さないだろう。

韓国の市長が自殺した。秘書からセクハラで訴えられた矢先。同時にこの市長は「女性人権の弁護士」と呼ばれたた側面もあり、セクハラなどの問題を積極的に改善しようと努めている。

何それ?!!と騒いでいるが、それが人間と言う動物なのである。

人間を愛し、人間を殺す。

利他主義を叫び、利己主義に生きる。

自由を求め、監視を強化。

現状維持に身をおきながら、改善を良しとする。

平和を望み、争いを起こす。

愛は与える側面もあるが、惜しみなく奪う側面もある。

その矛盾が人間の証明であり、人間の幸福であり、人間と言う動物であり、それは否定するものでも、消し去るべきものでもない。

貴方の二面性、多面性を素直に認め受け入れましょう。

それはおかしいことでも、恥ずかしいことでも、悪いことでもないのです。「そんな事はイケナイわ」と言いながら心はときめいて身体は求めているのです。同時に今それに心ときめいても、明日には又別なものへ興味は移る。昨日差別はいけないと言っていたのに、今日は嫌いな相手を差別している。友達には「喧嘩はよくないよ」「許してあげなよ」なんて言いながら、自分は逆のことを裏ではやっている。

人間は矛盾を好む動物なんです。矛盾と言う快感に身を置いて生きるのが人間と言う動物なんです。

その矛盾は人間が生み出しているものであり、全ての事象には光と影が存在する。必ず全ての事象には、良い面も悪い面も発生します。それは人間が創り上げているものだから。

この矛盾を素直に受け止めることから始めましょう。

過去人類はこの矛盾を悪とみなし、見下してきた。

結果、自分で自分を見下してきた。

人間は天使になりたいし、悪魔にもなりたい。

優しく撫でてもあげたいし、思い切り縛って傷付けたい。

それが人間の幸福なのです。

いい加減、人類は矛盾を認めないと先には進めない。

「矛盾が人間の幸福でもある」と言う点を多くの方に理解してもらいたい。その綺麗で醜い自分、優しくて冷酷な自分、我がままで勝手だけど、周囲に気を配り生きている自分、それら全ての自分を素直に認めてあげましょう。その矛盾こそが自分の幸福の第一歩だと。

自分を心から認める事ができれば、他人も「ありのまま」で認める事ができるようになります。「ありのままの自分を認めて欲しい」と思うのなら、先ず自分が「ありのままの自分」を認め次に相手を「ありのままに」認め、そうすれば相手は「ありのままの貴方」を認めるようになる。もしくはその逆も然り。

人間は矛盾を想像し、矛盾に身を任せ、矛盾に生きて、幸福を見出していく動物なのである。

愛したいし愛されたい。

人間の愛は相手を生かすことも殺すことも両方ある。

夢も楽しいこともあれば悲しいこともある。

努力も活かされる事もあれば無駄になる事もある。

動けば疲れるけど、動かなければ病気になる。

雨は災害も生むけど恵の雨にもなる。

貴方は花も好きだけど動物も好きで、一輪の路傍の花に感動もするけど、小さな虫を踏み潰して生きている。親や周囲の大人に感謝もするけど、当然邪魔に感じる時もある。友達も大切にしたいと思いながら、甘えてこないでよとウザい時もあるわけです。

アメリカの人種差別は良くないと言いながら、隣国(中韓など)への言動はいつも攻撃的になる。

開き直れとは言っていない。それではあまりに幼稚である。

「認める」「自覚する」と言うことである。

その上でどうしたいのか?考えればいい。

決して矛盾は否定や悲観や誹謗中傷の対象ではない。

愛があるから殺人を犯す。

優しさがあるから冷酷になれる。

楽しいから泣ける、苦しいから楽しめる。

人間は矛盾に幸福を見出して生きている動物である。

原罪、贖罪、とも呼ばれる。

雁字搦めの快感、解放の快感、、、、

堕ちていく幸福、上り詰めていく幸福。

矛盾は人間の幸福なのである。自分を否定してはいけない。矛盾だらけの自分を素直に認める事が、次へのステップの第一歩なんです。人間と言う動物を知ることから始めましょう。




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