花は心の美容液
瑞々しさは若さの象徴のように思います。
そして、乾き、枯れる…
これは瑞々しさが損なわれて行くことを意味し、老いに繋がる。
雨音を聴いていると、心が潤って行くようで眠くなってしまう。
これはマイナスイオン効果でしょうか。
5月のレッスン花材は芍薬でした。
花には「ゆらぎ」があり、同じ品種の花でも少しずつ「ずれ」があります。
そして人間もゆらいでいるので、その瞬間の最適を創作しているのが分かります。
仕上がりが、どれ一つ同じではないから。
大輪の芍薬を手にしている生徒さんたちの顔は輝いていました。
花は心の美容液なのですね。しかも、即効性がある。
アンチエイジングには、メイク道具より最強の美容液を1本手に入れた方が良い。瑞々しさは内側から溢れるものだから。
美容液をたっぷり塗って、雨音を聴きながらぐっすり眠る。
翌朝の潤いといったら!
植物も人間も潤う恵みの雨です。
6月のレッスン花材は紫陽花です。
6月の文学と一家一葉講座は「たけくらべ」です。