ちゃんと書けるようになりたい

このアカウントでの初投稿である。
私は文章をちゃんと書けるようになりたい。文章を「ちゃんと」書くことがどういうことなのか、という問題はあるが、とりあえず走り出すことも人生には必要なのではないかと思って筆を執る。

私は昔から文章を書くことが好きだった。「作文がうまいよね」「あなたの文章はいいよね」と度々言われてきた。新聞の投書欄にも何度か載ったし、おとなになってからささやかな賞をもらったこともある。子どもの頃の夢は小説家だった。

いつからか、文章を書くことには義務感が伴うようになり、どんどん億劫になっていった。読書感想文も卒論もエントリーシートも、めんどうだった。私は宿題というものが大キライなのだ。このたび、オンラインキャリアスクールでライティングコースをとったことで、さらに確信を深めた。課題が書けない。

私は義務感の伴う文章を書くことがきらいだ。自分の書きたいことを、自分のために書きたい。それはある意味で幸福な営みであるが、その一方で私の文章で他者から評価されたいという欲も消えることはない。その欲を抱えたまま、散文を書いて生きていくよりは、人の目に触れる可能性のあるところに私の文章を放流してみてもいいんじゃないの、と思った。

早速、自分の書きたいことを自分のために書いた文章になってしまったけれど。少しだけ続けてみようと思う。週に1回くらい。頑張れわたし。