「海外旅行、行きたいよね〜」という言葉に、正直これまであまり共感できなかった。もちろん、この小さな島国に閉じこもっていては見られない景色、出会えない人たちとの出会いは素晴らしいと思う。でもそれ以上に、どこにいってもピカピカのトイレがあって、お金を払えば美味しいごはんが食べられて、何より母語でスラスラと意思疎通できるこの国の居心地の良さが、海外への冒険心を常に上回るのだった。 だから、長期休暇にどこそこに行っただの、あーそこ行ったことあるよだの、インドで日本語のわかるインド人
このアカウントでの初投稿である。 私は文章をちゃんと書けるようになりたい。文章を「ちゃんと」書くことがどういうことなのか、という問題はあるが、とりあえず走り出すことも人生には必要なのではないかと思って筆を執る。 私は昔から文章を書くことが好きだった。「作文がうまいよね」「あなたの文章はいいよね」と度々言われてきた。新聞の投書欄にも何度か載ったし、おとなになってからささやかな賞をもらったこともある。子どもの頃の夢は小説家だった。 いつからか、文章を書くことには義務感が伴うよ