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重症化してしまった子どもの虫垂炎③
穿孔した急性虫垂炎で緊急手術になり、腹膜炎とイレウス、膿瘍で重症化してしまった経過です。
前回記事https://note.com/tamaki_b/n/n5a40aaf303d8
尿管がとれ、お部屋にポータブルトイレが運ばれます。尿量を確認するために、終了したら都度看護師さんをよびます。
トイレの介助を他の人にしてもらうのを嫌がるので、わたしがやります。
なんとかお腹の痛みにたえて、ベッドサイドに足をだし、肩をささえて立ち上がり、数歩あるいてトイレの前にたちます。座らせます。
また立たせて、ベッドまで歩き、リクライニングが上がった良い位置に座らせるのが一苦労。
幼児ならだっこできますが、すでに大人と同じ体型の娘を抱えたり、運んだりするのはきつかったー。介護のお仕事のかた、ほんとスゴイ!
ちなみに点滴をガンガンいれてるので、トイレの回数がハンパなく、2時間に一回。勿論、これが夜中まで。
ほぼ寝られない数日間、思えばこのあたりのメンタルが親子で落ちまくってたー
9/27夕方、主治医がきて、一番しんどい時期は脱したので、排液がきれいになって、炎症数値がへって、腸がうごいたら退院と聞きました😭
嬉しいお知らせ。(とはいえ、結局その日から3週間たっても入院してます。それほど重症化は恐ろしい)
9/28 土曜日。水やポカリなどの水分がOKになりました。9/24以来の水分。1日500mlの制限ありですが、やっと飲めてめちゃくちゃ美味しそう。とはいえ、多分200mlほどしか飲めなかった。飲みたいと思えないのか、ムカムカするからなのかあまり覚えてないけど。
たしか、胃管からの消化液の排液が停滞してるとムカムカしてたから、消化液を吸引してもらったら気持ち悪さがなくなってた気がします。
胃管の異物感で、喋る意欲もなくして、ほぼ無言で過ごした、ちょっとお互いにイライラとした土曜日でした。
夕方、ガスがでて腸が動いたことを確認!!
しかし、夜中から発熱。解熱剤の点滴いれてもらう。
9/29 朝には微熱。
水分はかわらず制限あり。
娘はあまり喋ることなく、夕方にわたしが付添い終了するのを寂しがってました。
15:00 夫にむかえにきてもらい、付添い終了。
つぎ(翌日)面会にくるときに、ゲームを持参することを約束。入院はほんとにすることがなくて、退屈。
9/30 朝。微熱はつづくものの、夜中にトイレは2回だったからまあまあ寝れたとLINEにて報告あり。なんせ、人とお喋りが苦手な娘なので、トイレで看護師さんを呼ぶことがハードルたかい!
なので、何がなんでも自力で、がある意味でリハビリになって、この日からメキメキと回復してきました。
親が付き添ってると、モノを取ったりするのもやってしまったりするから、歩いて取りに行くとかも立派なリハビリなんだなと感じました。
レントゲン撮影も歩いて一階の部屋まで行けたとLINEがあり、回復がまた少し近づいてきた予感がしてました。
その日の血液検査では、炎症反応がCRPが10、白血球が114と、一時期にくらべたらマシになりつつありました。が、微熱になったり高熱になったりがダラダラ続いておりました。
9/30の晩御飯から重湯開始。
楽しみにしてた晩御飯
「はにゃ!」という言葉とともに、固形物のない離乳食状の写真が送られてきて大笑い。
唐揚げでも出てくると思ったのにー
とのことでした。残念😅
10/1 朝から37.3℃の微熱と下腹部の痛みがあるものの、見た目は回復してきた様子。
腹腔ドレーンの抜管。これでかなり動きやすくなったようです。
しかし、この微熱と下腹部痛が腹腔内膿瘍によるもので、10/3あたりから更に強い抗生剤を点滴することになります。
つづく