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重症化してしまった子どもの虫垂炎⑤
前回記事
血液にバイ菌がいないかの検査をする、と聞かされて不安でしかたなかった10/11の晩。
もちろん一睡もできず朝をむかえることに。
三連休初日。仕事があったのでいく。
入院している病院は、土日などは面会不可。荷物だけナースステーションに預ける感じ。
私が仕事で行けないので、夫にバスタオルなどを届けてもらう。その時に血液検査の結果、というか血液に菌がいたのかだけ確認してもらいたかった。
夫が看護師にきくと『主治医しか答えられない』とのこと。そっか、そうだよね。
とりあえず娘にはLINEで、寒気がする、痛い、ムカムカなどあったらすぐに看護師さんに言うように伝える(自覚症状をなかなか訴えないので)
翌日に私が荷物を届けたときに、血液検査の話を顔馴染みの看護師さんに話してみた。すると『血液培養だから、連休明けになると思います』と。
プラスして、週明けに主治医から夫も含めて説明がききたいことを伝える。
よく考えたら、そういうキッチリ説明を聞く機会初めてじゃないか?!2週間経つのに💦
週明け10/15 の夕方に、先生からの現状の説明を聞くことになりました。
10/15 今までの治療の過程を血液検査結果とともに主治医からききました。娘も同席して。
再入院した日
10/10 CRP4.1 白血球110 好中球68%
10/11 CRP8.0 白血球97 好中球67%
10/12 CRP8.1 白血球96 好中球65.7%
10/15 CRP4.5 白血球76 好中球70.3%
少しずつ炎症数値は下がっているものの、劇的にさがってるわけではない。かなりつよい抗菌薬使っているのに。
血液の培養の結果、炎症は大腸菌がメインだそうで、でも血液中には細菌はいないとのこと。
劇的な効果がでてないので、現時点では退院の目処がつきません。
今回の入院では、陰性化だけではなく根治を目標に治療します。
飲み薬の抗生剤では効かないので、入院して点滴を1日3回投与します。
外科的処置(再手術)で膿を洗い出すことは、侵襲が高いので、薬で散らしたいと考えてる。
汎発性腹膜炎で、腸が腫れていた。洗い流したけど腸の隙間に膿が残留していた可能性がある。
退院の目処がつかない状況だし、受験生というのもあり院内学級で勉強してはどうか。一時的に転校することになるけど。。。
という説明をうけました。
血液検査の日程を見てもらったらわかりますが、連日の採血、くわえて血管が細いため点滴をいれていても浮腫んだり痛んだり。もう採る血管がないよ、というくらいらしく、毎回3人ほどの先生が格闘してくれてるそうです。
そのあたりもふまえて、なんとか抗生剤が合うことを主治医も願ってくれています。
次回の検査は10/18
三日後です。
さて、院内学級のお話がでたので、最後は院内学級の手続きについて伺いました。
2週間以上の入院予定のときに、院内で通常の学校のように授業をうけます。転校という手続きを経ての通級です。
この3週間、動画などは見ていましたが、ほぼ看護師や先生と少し話すだけの環境。息抜きにおしゃべりする機会もなく、娘のメンタル面を心配していました。
治療の関係でもしかしたら早く退院できるかもだけど、退院できないかもしれない。早めに院内学級通ってたら良かったと後悔するのも嫌なので、院内学級をお願いすることにしました。
現在、通級している生徒はいないので、マンツーマン授業です。
翌日10/16に院内学級の先生と顔合わせすることになりました。
つづく