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どこまでどう生きる?

親が要介護認定を受ける必要が出てきた。先週までは自立した生活をしていたのが嘘のようだ。

周囲はまだミラクルを期待しているようだが、どう冷静に判断しても退院後に自立した生活を送るのは無理な状況である。

認定を受け様々なサポートを受けるようになったとしても、一番の負担は同居している家族にくる。そして介護が必要になる親と同居しているのも、老齢の親である。人に迷惑をかけないように日々、自分の面倒を見るのが精一杯である。

となってくると、自分よりは実家近くに住んでいる兄弟があれやこれやとする必要が出てくる。決して近くに住んでいるわけでもないのに。

遠くに住む身としては、申し訳なく思う。労力でそれほど役に立てない自分に出来ることは、可能な限り金銭的な部分でサポートする事しかない。

とはいえ、何だかとても薄情で卑怯なような気がする。この際、引越しとかも考えるのが正解なのであろうか?

年を重ねるにつれ、どんなに気をつけていても身体能力、健康の衰えは必ずくる。医療の向上により、まともな生活ができない状況となっても生きる事ができる。

それを良しとする人もいるが、自分は自分にとっても、周囲にとっても本当に良い事なのかと思わずにはいられない。

どんな状況でも、可能な限り生きたいと思う人には、そのためのサポートを提供されるべきだと思う。

それと同時に、少なくとも今はQOLを下げてまで生きたいとは思えない自分は、自分がそのような状況下になった場合には、それ相応の選択肢が用意さええているといいなと思う。

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