LSE大学院記🇬🇧 | Week11「英語のアクセント」

ついにAutumn Term 授業が終わりました。
知らぬ間に（知ってはいるのですが）終わってしまった、早すぎるという気持ち75%、無制限パン食い競争をしている心持ちで少し胃を休めたい（休息したい）気持ち25%的なところでしょうか。終わった！という一種の完遂感というより今日の天気の様に何とかかんとかぬかるみを寄り道しながら歩いてるうちに知らぬ間に道が終わってた感覚です。

いつも橋の上からしかウェストミンスター寺院を眺めないので、何となく少し遠くから

今週のつぶやき

この3ヶ月を振り返るのは年の瀬迫った頃にまた気が向いたらつらつらと書こうと思うので、今日は一旦今週の出来事のみにフォーカスしようと思います。
今週はたまたま英語のアクセントについて私が経験したわけではないのですが、友人と話していててできた話がたまたま共通していたのでこのテーマにしました。
英語のアクセント、と聞くと何を浮かべるでしょうか？イギリス英語、アメリカ英語、オーストラリア英語…それ以外にも母語や話す言語が何か、出身地がどこかによっても十人十色ですよね。私は中途半端に外国語を勉強しているせいで発音がフランス語っぽくなる英語だよね、と前に言われたことあります。（自覚はないです）

さて話を戻すと、私も含め母語でない民が直面するのがやはりいろんな国のアクセントに耳が慣れきらない、であったり滞在している国と英語教育を受けた国が違うなどが「英語のアクセント」と聞くと浮かぶことでしょうか。当たり前ではありますがイギリスは公用語が英語なのでイギリスの出身の方のみならず外国人の我々も日常で英語を話す環境にあります。

ロンドン以外のイギリス出身の友人たちと今回話しててできたのが「イギリス国内で出身地の違いによる英語のアクセントによる差別」です。

今回はイギリス出身者のみに話はフォーカスする且つあくまでも一つの聞いた話によるので一般化はしかねるという前提で話しますが、友人曰く「出身地のアクセントの違いで職場や学校などで（程度は色々あれど）差別を受ける」というケースが国全体を見てあるようです。

個人的にはどこの出身か推測できるほどの言語力がないのとロンドンがかなりいろんなバックグラウンドの人々が生きているのであまり深く考えたことのない視点でした。友人曰くはどの地域から来たのかは発音でおおよそわかるらしく、イギリスの階級社会のひとかけらを示していると言っていましたが、イギリスの中でも国や自治が異なる部分もあり出身地のアイデンティティが言語（方言）においても現れるということを垣間見た会話でした。

授業📝： Business Strategy, Management and Analytics

また引き続きコーポレートファイナンス第二弾で今回は前回と分野と内容に大きくはズレないもののセクターが変わったバージョン（ソーシャルセクター）でした。やはりバックグラウンド的にもファイナンスや経済をやってきた人が決して多くはない専攻なので、お互いあれやこれや話しながら授業が何とか進みました。復習というよりやり直しが必要間違いなしの二回分の授業でした。とはいえ何かややこしいものを計算しろと言ってるわけではなくHQとして流れを知ることを期待しているまでなので全体を俯瞰しつつ流れを知ることに重きを置こうと思います…冬休みの自分に期待です（と言ってる時点で怪しさ満点ですね）

授業📝： Foundation of HRM

トピックはTalent Managementでした。日本でも取り上げられることが増えてきた話題ではありますが、面白いなと思ったのが学術的な定義を抜きにした各人の「タレント」の定義です。タレントと聞くと日本だと芸能人、天才的なことを思い浮かべてしまうかもしれませんが何もそう言った人だけがタレントなのではなく比較する対象（会社の中だけで使うものが大学などの他の団体でも使うのか）やタレントを人として定義するのか概念とするのかなど各人の捉え方の違いが面白かったポイントでした。

授業📝： Organisational Behaviour

Organisationq’ Cultureについての授業で個人的にテーマは好きなものの一つでした。会社に入るとロゴの入ったグッズやコーポーレートカラー、ビジョンやミッション、業種によっては明文化されてはいないがあるドレスコード、会社の中でしか使われない独特の単語や略語など実は周りを見返してみると文化を築き上げている要素はたくさんあります。組織文化のアイデンティティは何に紐づくのか、どのように醸成されるのか、文化をそもそもつくることは思っている以上に実際に行動するのは難しいのかなどなどを見れて面白いひと時でした。

終わりに

一日経った今でももう一学期が終わって始末また実感がないままですが、学びを消化しきれていない（バスタブに水が溢れてるイメージです）部分もあり、少しずつ噛み締めて行けたらいいなと思いました、自分で自分を鼓舞して過ごすしかなさそうです（できるのか？）。ではでは！