LSE大学院記🇬🇧| 冬休み①「時間は追うもの追われるもの」

冬休みになりクリスマスの足音が益々大きくなる今日この頃。
期間としては1ヶ月以上あるので長く感じるものの、やることを考えるとあっという間過ぎると頭を抱える（ことをしつつ現実逃避をする）日々です…。

今週の出来事

フランスに遊びに来ました。フランス語をやっていて良かったことを実感するのはもはや今はパン屋さんでパンを買ったり蚤の市で会話するくらいしかメリットを感じられていない今日この頃ですが笑　また違う言語の国に来て、友人と話したり1人でぼうっとしたり本を読んだり時間を過ごせている今は贅沢で恵まれていると感じています。

イギリスもフランスも物理的に近いながらも雰囲気や人々が違ったり、どちらも良さはあるなと思っています。

パリも何度も来ているものの、今回は時間を過ごすことを（観光らしい観光はほぼしてないのですが）楽しめている感じがします。老いた証拠かもしれませんね。

ワインバーに行って一杯だけ飲んで本を読んだり、蚤の市でフォークを探してみたり、静かなカフェで読み物を読んだりと時間の流れを楽しめているなと同時に、この3ヶ月が私自身にとっては時間に追われるものだったことを証明するものでもあります。

学生に戻るのも久しぶりでしたし、謎に初の英語圏デビューも果たし新しい環境と仕事とは違う追い込まれ方をする中で、時間をいかに効率的に使ってこの一年を追い込むか、的なマインドに謎に至っていたようで。もちろん計画なんて全て行くものではなかったものの、一旦全ての勉強を頭の片隅に強制的にしまって1週間旅をする中で、「時間に追われる感覚か、追う感覚なのかは自分の心の余裕次第」なのだなと分かったのが旅の一番の収穫かもしれない、というのが今ノートを書いていて分かったことです。

どちらにも良さはあり時に自分に圧をかけることも大切ですが、強弱をつけるのが得意な方ではないので、短時間であっても強弱やメリハリをつけて冬休み以降過ごしたいなとぼんやり思うクリスマス前の日々です🎄

世の中はクリスマスでした🎄我が家にサンタは…

冬休みにしたいこと

①修論
試験が一月の上旬、レポート提出が2月初旬にあるのでそれには対策をせねばならないに変わりはないのですが…（不安要素満載）それ以上に自分で進めなければと思っているのは修論です。修論…という響きだけでお腹いっぱいな感じはしていますが笑　おそらくもう（きっと）戻らないであろう学生の醍醐味でもあるので、書き上げることは勿論自分なりに納得がいくまでやりたいとは思っています。

が、何が問題かというと私自身他の人の1.5倍の時間を見積もっても同じくらいのレベルにしかならないので笑　今からやらないと期日までにかなり詰む未来が見えていることです。

自己理解がそこは及んでいてよかった部分かもしれませんが、教授からのアドバイスは「とにかく論文を読め、読み続けろ」という一点だったので（そりゃそうですよね）、今関心がある異文化マネジメントとリーダーシップに関してこのヒラヒラの薄い知識を三匹の子豚でいう藁の家が建てられるくらいには（考察に至るまでの準備体操）読みたいと思っています。

リサーチクエスチョンを秋学期悶々と考えたり狭めたりしてわかったのは「知らないことや分からない中で問いを立てるのは困難すぎる（当たり前ですが）」という点だったので、日々無計画なりに計画を立てて冬から春学期にいろんな圧に押しつぶされないように細々とやっておきたいと思います。そして一度しかないであろう修士の中での自分自身の問いに対する考察を深める意味でも自分に向き合う時間に使いたいなとぼんやり思っています。

②職探しの準備体操
嫌な話題ですが後先何もない私の場合は（前職の契約はとうに終わっているので）常に頭の中にあるのは終わった後どうする問題です。何歳になっても職探しは大変。
中長期でやりたいことはぼんやりありつつ、学びを踏まえて自分が何をしたいのか、実際に同じ領域の学問をした人たちが何をしているのかを知ることを何となくのテーマにしていた秋と比べて、冬は自分に矢印を向けて何をやりたいか、に応えていく期間にしたいと思っています。

もちろん希望通りにすんなりいくことなんてないとは思いつつ、やらなかったことを悔やむのも後々確実に後悔するので「書類系の型を完成させる（履歴書は整理したもののカバーレターはまだごちゃついてる）」「今足りていないソフトスキルハードスキルを言語化する（ぼんやりしかわかってない）」「人とのご縁や出会いを大事にする（大量の人と一気に会うのは得意な方ないなりに）」ことかなと思います。

お昼ご飯を食べながらつらつら書いてしまいました、フランスは乳製品がおいしくパンばかり食べてワインを飲んでいます…目指せアンパンマン。（？）
ではでは！