死んでる経営理念
企業は経営理念が大事だという話は聞いたことがないでしょうか。経営学の本などでは必ずこの経営理念について訴えられていますよね。
この経営理念について私が以前勤めていた会社ではこんなことになってました。
毎朝始業前ラジオ体操を行ったあと、皆んなで経営理念を唱和してました。入った時はなんと前時代的な会社なんだろうとびっくりしたことを思い出しました。
前職でもラジオ体操はやっていたので驚きませんでしたが、唱和するなんて昭和じゃんと。
※令和になってからの話です。
この会社では色々あって一年半ほどしかいなかったですが一年半毎日唱和してましたが、全く一つも覚えていません。
経営理念は経営者の理念を従業員に分かってもらい、共感、賛同し良いパフォーマンスをあげてもらうこと、そして会社が社会に貢献していくこと、この好循環を生むための一番最初の動機づけみたいなものだと思っているので、経営理念の内容も大事ですが、いかに社内に浸透させて生きた経営理念にするのかが大事だと思っています。
私がいたこの会社は経営理念の「大事さ」を履き違え唱和することで満足していたように思えます。
私がこれまで今まで働いていた会社は経営理念を唱和するこたはなかったですが、会社の経営理念を知らない会社、覚えていない会社しかいたことがないので、世の中には経営理念が死んでいる会社が残念ながら大多数なのかもしれません。
どういう状態であれば生きた経営理念になるのでしょう…
つづく