家族関係、 恋人関係、 仕事関係、 それらと違う曖昧な関係が友人関係。 書類がなく、告白もない、 責任も伴わない。 ただただ、信頼関係だけで繋がっているのが友人関係だ。 友情はバランスが必要だ。 しかし互いの役割もある。 確かな形があると思っても それは互いに同じかもわからない。 だからこそ面白い関係。 さて、友情以外の競争を伴うような関係が入ってきた時が問題だ。 仕事の依頼、同じ学校の受験、2人1組で行う趣味のこと、親友同士など 2人共に仲良くやれれば問題ないが
A子は編集者として初めて、自分の発掘した小説家の出版が決定した。 人間関係を繊細に透明に軽やかに書き上げながら、緻密に計算されたミステリー。 そんな内容の作家につける絵師をどうしようかと悩む。 作家先生からは、絵のことはよく分からないが人物よりも透明感のある美しい風景を描く人がいいと任された。 ---1人友人が頭に思い浮かぶ。 趣味を通して知り合ったFだ。 付き合いは10年以上になる。 旅行へ行ったりランチをしたり、心から楽しく過ごせる友人だ。 彼女は日本画を学び、CGの
40代 バタフライナイフが閃いて 渋谷の福袋交換会で洋服が飛び交ってた ハロウィンでもないのに着ぐるみパジャマきた高校生がルームスリッパで歩いてた 吉祥寺の井の頭公園では週末いろんな出店が出てた(無許可) 新作のスニーカーに一晩並ぶのが自慢で カラー携帯買うために学校サボってる同級生がいて マルイのセールに並ぶクラスメイトに、代返しておいて!なんて言われる。 地ベタリアンなんて奴らがドアを塞いでた。 路上ライブなんてどこに行っても出会った。 その前の世代なんて、ドラマの真似
悪意はなかった 悪気はなかった 聞く言葉です。 悪意がないのに誤解されたとか。 悪気のないミスで怒られた、 悪意はないのに酷いとか。 悪気はなかったんだけどな、 そんな経験誰にでもあるでしょうし。 でも印象的に悪意を持つ、というと 殺人犯が目の色を変えてニヤリと笑った時のようなものでしょうか。 そんな時なんて一度の人生で無いことの方が多いのではないかと。 それに悪意を持つ理由は、それ以上の事をされたと感じた時に生まれるものです。 その理由が身勝手なのかどうかはまた別問題
40年分の足跡が自分の中にある。 出会ってきたモノやコト、人。 忘れてるものの方が多いのは幸か不幸か。 昭和に生まれ平成に育ち令和を生きて、 この後、どこまで行けるのか。 私は平成に、子どもを産んだ。 我が子との出会いは人間関係でも最も特殊。 自分が産まない限り出会えない人との出会い。 残念なことに子育てには不向きな性分で、 必死でやってたらあっという間に大きくなっていて、 言葉を話して冗談も言えるようになったら ふと、もっと小さい時にもっとこの子たちとなんてことない
「正義」 とはなんでしょうか。 普通と同じで正義もまた、個々の価値観、時代や社会やその時々で変化します。 なにが正義なのかは恐ろしいほど千差万別。 「普通」よりも慎重に扱うべきなのが「正義」なのだと思います。 時にそれは人の生死にも関わります。 選挙はその時代の正義を決める場所です。 投票以外の政治活動に参加することのない私にとって唯一の政治参加と言えます。 たとえば 道端に落ちているゴミ一つも、なぜ?を辿っていけば政治に繋がる社会です。 ゴミを人の庭に放ってもそれが正
恋愛結婚は離婚とセットです。 その意識を欠けさせてはなりません。 お見合い結婚は仲人が2人の仲を保証してくれますから、何かあれば仲人に相談して結婚生活は送られてきたものです。 ・・・昭和の終わりの見合いは仲人の力が弱いような気もしますが。 しかし恋愛結婚は違います。 愛し合うために結婚する。 ですが、夫婦相談を聞くかぎり、お見合い結婚の父母やその父母に育った両親しかお手本がないと、恋愛結婚はきびしいものがあります。 お見合い結婚は家族を作るため。 恋愛結婚は愛の1つの形
「普通」って何? とか 「普通」ってとても難しい。 そんな言葉が珍しくなくなりましたが、 それでも自分は普通だと思ってる人は沢山います。 私はずいぶんな変わり者なのですが、 それでも「ここは普通の感覚では?」 と思う事があり、自分は普通でいたいという気持ちがあるのだなと再認識する事も多いです。 普通って安心で、身を守るのにも便利だからです。礼儀やマナーをわきまえる上でも普通とは何かを忘れない必要もあります。 ですが個を考えた時、 そこは世間の言うとおり、普通とは人によって
今まで合っていた人と うまくいかなくなったら ご縁が切れたんだなと思いなさい。 人間関係で落ち込んだ時に飛び込んできたその言葉が、なんだか妙にしっくりきたのです。 縁がなかったと言われたり言ったりするとキツイ言葉ですが、 自分の心の中で「ああ、ご縁が切れたんだな」と呟くと、とりあえずそういうものだとおさまる感じがします。 悲しいという感情が怒りに変わらずに済むというか。 ほんの少し前まで共にいるのが苦も無く、楽しい時間を過ごせていた相手でも、 何かのきっかけで居心地が悪