blenderのソリッド化で変な線が出てくる時の対処法
はじめに
皆さんはblenderで作ったモデルに厚みを付ける際や輪郭線を出す際に
ソリッド化を使ったことがあるかと思います。
しかし、作業中に「よくみると変な線がある、、、」「編集モードでも選択できないこの線は何??」というような経験をした方もいるのではないでしょうか。
僕もこのような経験をしたことがあり、検索してもなかなか参考になるサイトにたどり着けなかったのでこのnoteにまとめていきたいと思います。
さて、僕が「日常」というアニメに登場する猫の坂本さんをモデリングし、輪郭線を付けるためソリッド化を追加した時のこと、問題の変な線が出てきました。(赤矢印)
見えにくいので拡大しておきます。
対処方法
原因
さて、この線が出る原因はズバリ
3Dモデルに非多様体があるからです。
非多様体を消せばソリッド化が想定通りに機能すると思います。
非多様体とは?
ジオメトリで完全に囲まれていない頂点や辺のことです。
例えば、孤立した頂点、浮いた辺などが挙げられます。
非多様体を簡単に見つける方法
プレビューをワイヤーフレームにした上で
選択⇒特徴で全選択⇒非多様体
を選択します。
これで非多様体が選択されました。
どうやらモデリングの際に不必要な浮いた辺を残していたようですね。
端の2頂点は必要なので選択解除して残った非多様体を削除します。
これでソリッド化を追加した際に現れた変な線を消すことが出来ました。
ソリッド化がおかしい時は法線の向きだけでなく非多様体がないか確認してみてください。
以上です。最後まで御覧いただきありがとうございました。
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