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2024.12月 第3週の日記② 12/21(土)
12/21(土曜日)
冬至
(そうか、それで富士山が見えなくなっちゃったんだね、と思った。)
昨夜は夜更かし読書を控えめにして早起きした。
以前長く一緒に働いていた職場の同僚と会う約束で、午前中から渋谷へ。
ほんとは先月会う予定だったのが、私の風邪により延期となった。
ランチしながら、いまも同じところで働いている彼女に会社の最新の情報をたくさん聞かせてもらった。
(話すリストを作ってきてくれた)
変化とおどろき、名前を聞いてももう顔を思い出せないひともいたけど。
古き良き時代の慣習が失われつつある寂しい話も。
職場は神保町にあり、食べものやさんも豊富だったと懐かしく思い出した。
ロフトで日に日に進化するさまざまな文房具をたくさん見て、文具好きの私たちはテンションが上がった。
母へ来年の手帳も購入。
彼女は推し活も盛んなため、タワレコで列に並んで好きなグループのグッズをもらったりもした。
なんだか前よりずっと元気そう。
カフェへ移動して、お茶を飲みながら私も働くなかでの苦労話を聞いてもらった。歳下のひとに仕事を教わる機会も増え、なかなか協調しあえない現状を。
長い付き合いのなかで共感しあえる部分がたくさんあり、胸がすっとした。
風が強くなってくるとお店は混み始め、お客さんと一緒にからからに乾いた落ち葉が店内に舞い込んできた。
帰り道は(喋りすぎで)いつものどが痛くなる。昼間はさほどでもなかったけど、夕方から急に寒くなった。
暗くなるにつれ、ひとの多さに押されて建物の壁際に沿って歩いた。
年々、人混みが苦手となる私だけど、今日はひとりじゃなかったからがんばれた。
やっていることは高校生の頃とあんまり変わらないなぁとも思った。
*
帰宅して、母が作ってくれたかぼちゃの煮物を食べた。
カピバラのように柚子湯にも入った。
柚子はぽつんと一個だけ。
それでもお風呂場ぜんたいに良い香りが漂う。湯船の浮力に任せてあごの下に柚子をはさむとうまく固定される。
それでもって香りをくんくんくんくん嗅いだ。