輪読#111-112, 113

輪読に関してまとめての投稿です。

輪読#111-112はこの論文でした。

Total Structure Determination of the Largest Alkynyl-Protected fcc
Gold Nanocluster Au110 and the Study on Its Ultrafast Excited-State
Dynamics (JACS, ASAP)

fccの幾何構造をもつ金クラスターの、励起状態に関する論文でした。金属原子数が110で構成されているにも関わらず、しっかり分子的な吸収が発現していたことに驚きました。励起光強度依存性で、ダイナミクスに変化が見られないことから、この領域ではまだ分子的な振る舞いをすることがわかります。

輪読#113はこちら

Step-Wise Synthesis of InP/ZnS Core−Shell Quantum Dots and the Role of Zinc Acetate (Chem. Mater. 2009, 21, 4, 573–575.)

2009年と古い論文ではあるものの、酢酸亜鉛がシェル形成時にどのような役割を果たしているのかを調査した論文です。本研究室でも、同様の研究が進行しており、勉強になりました。

寒くなってきたかなと思ったら、ここ数日は暑いですね。体調管理に気を付けたいです。

では。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?