「薬機法管理者」の資格は必要なのか?答えを出します!
勉強会やXで発信しているとこのような質問を頻繁にいただきます。
いつも質問などありがとうございます。
こちらに関しては僕の経験が役立つと思うので解説していきます!
この記事の内容を読んだら今、資格をとった方がいいかなど判断できると思います!
【追記】
また、本記事をXで投稿したところ薬機法管理者の資格を発行している「薬事法ドットコム」さんにもリポストいただきました。
先に結論を話します。
「薬機法管理者」の資格は持っていた方がいいです!
ただし、取得するタイミングが重要です。
というのも受講するのに約9万円かかります。
予算がそれなりにある場合は迷わず取得した方がいいですのが、悩むこということは経費を抑えたい、他にも効果的なことがあればそちらにお金を使いたいということだと思います。
(安く受講する方法もあるので、この記事を読んだ上で連絡いただけたらと思います。無理に受講する必要はないので、繰り返しますがこの記事を読んだ上でお願いします。)
話を戻しますが、
なぜ取得した方がいいかと言いますと、デメリットがないからです。
まず!
・「薬機法管理者」があれば絶対に案件が手に入る。
・「薬機法管理者」を受講するときの勉強で全ての知識が手に入る。
これは残念ながら妄想です。むしろ、、、(後で詳しく解説)
ただし、先ほども言いましたがデメリットがないのは立派なメリットだと僕は思います。
「薬機法管理者」を持っているから案件を断れたことは一度もありません。
むしろ、「薬機法管理者」を持っていなかったときにクライアント様から「薬機法管理者は持っていないんですか?」と聞かれたことがあります。
その時は「その資格がなくとも仕事はできるので〜。ポートフォリオが〜」とよくある返事をしましたが、案件の依頼には繋がりませんでした。
資格以外の理由で依頼にならなかっただけかもしれませんが、資格があればその質問すらなくスムーズなやり取りができたかもしれません。
これだけ有名な資格なので、取得していないことに対してクライアント様が不安を感じてしまった可能性もあります。
このように
・持たないことでのデメリットがある
・持つことのデメリットがない
なら「薬機法管理者」の資格を持っていた方がいいというのが僕の考えです。
あ!
デメリットありました!!
約9万円かかること、受講するのに勉強する必要があるということ。
あとは「薬機法」が関わる仕事をしない場合、無駄になってしまう。
これらくらいがデメリットだと思います。
お金と時間、あとは薬機法関係の仕事が自分に合わない場合無駄になってしまう可能性があるので、受講するタイミングはある程度意識した方がいいです。
そもそも「薬機法ライター」に資格は必要か?
これを誤解している人がたまにいますが
大前提として
「薬機法管理者」の資格がないと働けないわけではありません。
これらとは異なり、薬機法ライターと名乗る・仕事をする分には「薬機法管理者」がなくとも大丈夫です。
ここを誤解している人もいるため、この前提だけ揃えさせてください。
では、この記事を読んでいる方に質問です。
『薬機法管理者の資格って必要ですか?』と質問をした根本の悩みはなんでしょうか?
この悩みが非常に重要なので、考えてみてください。
・
・
・
今までの経験から悩みは大きく3つのパターンに分けられるイメージです。
2と3って一緒じゃないの?と思うかもしれませんが、
違います!!!!
この違いがわからない人はこの記事を読んでしっかり理解してもらえたらと思います。
この違いがわかるだけで案件獲得に繋がります。(結構マジです)
1、薬機法がそもそもわからない。
「薬機法がそもそもわからない。」
「どうやって勉強したらいいかわからない。」
という人は非常に多いです。
その背景として、
・薬機法だけではなく、色々なガイドラインが関わるため勉強量が多い
・法律なので表現が固く、言い回しが面倒
などがあり、勉強のしにくさはよくわかります。僕も苦労しました。
また、絶対的なNG表現はわかりやすいのですが、
Aという表現だと?Bだとどうかな?など無限のパターンがあり、判断ができないという人も多いです。
そんな時、資格を取る時に一緒に勉強しようと思い、薬機法管理者を受講することを思いつくかもしれません。
間違ってはいないのですが、
間違ってはいないのですが、、
勿体無い!という印象です!!!
※ここからはあくまで個人的な印象です※
薬機法管理者資格試験でテキストをもらえるのですが、内容が結構薄いです。基礎中の基礎は学べますが、氷山の一角という感じです。
薬機法管理者の資格を取得したが、実践で必要な知識が足りず苦労するという話はよく聞きます。
実際、資格を取ったら勉強不要!ということは一切なく、
資格勉強で基礎的なことを学んで、あとは自分たちで勉強し続けようね。というメッセージがある気もしています。
もちろん本当に必要な最低限の知識は身につくので、その分の価値は十分にあります。ただ物足りないという消化不良感はあります。
と、話が脱線してしまったので戻しますが
薬機法管理者の資格を取る目的が「薬機法を勉強したい!」なら効果的ではないかもしれません。
薬機法自体は無料で公開されていますし、このように無料のnoteでまとめているもの、Kindleなどであれば100円くらいで基礎を学べるものがあります。
薬機法管理者のテキスト・資格受講料でも約9万円かかります。
(安く受講する方法はありますが、、それでもそこそこの値段になります)
勉強したいだけであればあまり効果的ではないこともあるので、この先の案件獲得を踏まえて考えていただければと思います。
2、案件が獲得できない。
次に「案件が獲得できない」という悩みがある場合です。
ここでややこしいのですが、案件を獲得できないという悩みの原因も何個か考えられます。
(注)ここでは新規案件について解説します。案件が継続しないというのは別の理由があるので、分けて考えましょう。
継続案件の取り方は以下の記事で紹介しています。
【考えられる理由】
・純粋な薬機法関するスキル不足!
・実績不足(ポートフォリオが不十分など)
・クライアントが求めている条件を満たしていない など
ここで、
「純粋な薬機法関するスキル不足!」や「実績不足(ポートフォリオが不十分など)」で案件を獲得できなかった場合に資格を取れば解決するでしょうか?
先ほどもお伝えしましたが、基礎中の基礎であれば薬機法管理者の資格取得段階で身につけることは十分可能です!
しかし、クライアント様が求めているのは実戦で活躍するスキルです。
もちろん、最低限の知識を保有しているという証拠としての「資格」なので、資格は実績の一部です。
しかし、最終的にクライアント様が求めているスキルがないと判断された場合は仕事を依頼されることはないでしょう。
資格を取ったけど、案件が取れない・継続しない理由の99.9%はスキル不足です!
薬機法に関する知識だけではなく、ライティング能力、ビジネスマナーなどトータルで不足しているという印象です。
これを勘違いして資格を取ればどうにかなると思っている人は残念ながら想像と違う結果になるでしょう。
自分にとって本当に必要なことは何か!をしっかり考えることが非常に重要です。
スキル不足を痛感しているのであれば素直にスキルを磨きましょう。
3、資格がなくて案件が獲得できない。
先ほど「クライアントが求めている条件を満たしていない」と伝えいましたが、その条件に薬機法管理者の資格がある場合は資格を取得しない限りどうしようもありません。
これはスキルではどうしようもできない問題だからです。
ここで、自分にはスキルがある!ポートフォリオも十分だから大丈夫だ!という人に残念なお知らせです。
薬機法が関わる案件でクライアント様が求めているものは「安心」です。
薬機法違反してしまうと大事になるため、これは当然です。
では、みなさんがクラインと様に安心を届けることができる材料は何があります?
どんだけスキルがあると言ってもスキルは目に見えません。
ポートフォリオが充実していると言っても、本当にその人の実績かはわかりません。
クライアント様は薬機法がわからないから依頼しているのであってポートフォリオを見ても薬機法をクリアしているか判断ができません。
そのような時に資格は最強です。
特に『薬機法管理者』は有名です。
最低限知識がある。では安心だ。と判断されるでしょう。
また、僕は紹介で仕事をいただくことがあるのですが、紹介時に「薬機法に関する資格も持っている玉井先生」ですと紹介いただきます。
ちょっと恥ずかしいのですが笑
そういうと相手方も資格があるなら安心ですね。と言っていただき、仕事がしやすいという経験があります。
そのように資格は安心材料でもあることは間違いないので、どこかのタイミングで取得することはお勧めしています。
ただ、最初にもお伝えしたとおり目的を間違いでください。
・資格があれば案件が勝手に手に入る
・資格があれば必要な知識が全て手に入る
そんなことは絶対にありません!!!
スキルを学ぶことと資格を取得することは別で考えるべきです。
これを勘違いして苦労している人多く見てきたので、今回記事にしました。
実際、「薬機法管理者」の資格が無くとも活躍している人は大勢います。
資格の有無=収入の違いではないことをしっかり理解しておきましょう。
実際、理想の収入を手に入れるにはスキルが必要です。
高収入を目指すならスキルは必須です。
営業なく毎月安定した収入を目指すためにもスキルは必要です。
スキルがあればメンタルを安定させることもできます。
ここでいうスキルとはコミュニケーションスキルやライティングスキルなどトータルで判断されます。特に薬機法が関わる表現に関するスキルはマストです!
別のnoteですが、
・動画本数:70本以上(現在編集中も含む・随時追加予定)
・実際の広告例:150個以上
・必要な法律/ガイドラインは網羅
と大ボリュームで薬機法が関わる広告表現が学べる教材もあるので、スキルに不安がある人はチェックしてみてください。
最後に
「薬機法管理者」の資格は必要なのか?
この質問は非常によく聞きます。
僕の結論は「必要」なのですが、
そもそもなぜその疑問が生まれたのか、今必要なのか?など自分に質問してみると良いでしょう。
理想の将来に向けて、必要なスキル・資格を手に入れるために学んでいきましょう!
最後の最後に、、、
この記事がタメになったという人感想等を聞かせてくれたら嬉しいです!!
Xにポストだと非常に嬉しいのですが、恥ずかしい場合DMでも泣いて喜びます。Xでシェアいただけ流時は遠慮なくメンションいただいて構いません!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!