奇跡の妖怪たまたび④ 湯浅
おはようございます。
書くと言ってかかない常習犯、たまひろです。
そして、どうせ書かないんだろうと思ったら、
書きます、たまひろです。
和歌山県・紀伊田辺に向かう車中、
神社に呼ばれたが解せないと話す私に対して、
「また、そんな他人事にしとったらアカンで~。ちゃんとメッセージ受け取りや~!」
とSaoriに注意を受け、
「はい。すいませ~ん。」といつものようにヘラヘラ笑いがながら、
お互いの近況を報告し合い、
あっという間の2時間。
ランチと観光を兼ねて、
お醤油で有名な湯浅に立ち寄りました。
高速を降りてしばらく走っていると、
キラキラと目に飛び込んでくる一軒のお店がありました。
お店の名前の読み方もわからないし、
外からは何屋さんかわからないけど、
一瞬見えた、中で働いている人がキラキラしてました。
美味しいに違いない。
すぐにウィンカーを出し、引き返す私。
たまたび中、私の上手いもんセンサーはいつもこんな感じで働きます。
Saoriも、もう慣れっこなのと、美味しい物の的中率に信頼を置いてくれています。
人が、瞬時にこの人と結婚するって決めるような一目惚れの瞬間も、
もしかしたらこんな風にキラキラと対象が目に飛び込んでくるのかもしれない。
食べ物と人一緒にしてすみません。
でも、
何かが輝いて見える時は、
無視せずに、引き返してでもその扉を開くべきだということを伝えさせて下さい。
和歌山ブログで紹介されていたので、どうぞ。必見。mustです☟
結果、めっちゃめちゃ美味しいパン屋さんでした!
スキップして店に入ると、
商品全てキラキラして見える。
クロワッサンの層が、
めちゃめちゃ綺麗に立っている。
食べる前からわかる、
美味しいやつやん。
購入したのは、
チョコクロワッサンと、
エスカルゴと、
チョリソー入りオープンパイ。
これから、しらす丼を食べに行こうとしているのに、
パンを3つも買ってしまった。
2人で分けるにしても多いんじゃないかい?
そして、ダメ元で「食べる?」と提案してみた。
Saori「今じゃないやろ」
ごもっともです、はい。
こういう時のSaoriの冷静な判断、助かります。
しらす丼のお店に到着。
湯浅って、ほそ~い路地が意外と多いんですよね。
レンタカー、コンパクトカーにしておいて良かった。
生とゆでしらす丼をひとつずつ注文して、
半分ずつ、両方味わってみることにしました。
2人って便利。
まずは、ゆでを一口。
ん~、じゃこみたいな風味。
慣れた味やね。
それでは、生を一口。
ん~。よくわからない。
でも多分、しらす丼ってこんなもんやと思います。
和歌山の皆さん、違ったらごめんなさい。
4年ぐらい前に食べたやつも、こんな感じだった。
とすっかり忘れていた記憶が蘇る。
わざわざ高速降りて、
細い路地通って、
美味しい!!って感動する気満々で来たので、
「小鉢が美味しいねー!醤油が美味しいねー!」なんて二人とも気持ちを盛り上げようとしたけど、
正直に自分の感想、失敗を認めることも大事です。
やっぱり、あんまり美味しくない。
ご当地やからって、そこに拘って選択肢を狭めてしまうとこういうことになります。
タスマニアのサーモン以来です。
10年前の1stたまたびタスマニアのお話はこちら☟
気を取り直して湯浅醤油に到着、
立派な梅の木の前には
記念写真撮影用の、醤油職人のパネルがありました。
おもしろ写真が撮れるのでパネル好きの私は、
駆け足でパネルに顔をはめこみ、
Saoriに写真を撮ってとせがむ(笑)
「ぴったり〜!」と笑うSaori。
醤油工場を見学して、
お土産に醤油とゆずポンを購入し、
ダメ元でSaoriに聞いてみる。
「醤油ソフト食べる?」
Saori「今じゃないやろ。パンどうすんの?」
ごもっともです。はい。(笑)
あと数時間したらすぐ夜ごはん。。。。。
さっきしらす丼食べたとこやけど、
パン痛んだらアカンしな。。。。
Saori「パンは、今やろ。」(笑)
@湯浅醤油の駐車場。
トップバッターはSaori。
パンにかぶりついた~。
バン!
窓に倒れこむ。
「や~ば~い~」
めっちゃ美味しかったみたいです(笑)
セカンドはたまひろ。
ザクッ。
ウィーン。
窓を開けて、
世界(湯浅)の中心(駐車場)で愛を叫ぶ。
「美味しすぎます~!」
そして、チョコレートクロワッサンとコーヒーが最高に美味しく、
最後の一口、
袋の中にくずれおちたパンくずまでペロッと美味しくいただき、
2人で顔を見合わせ「幸せすぎるぅ~🌸」
Saoriの冷静で的確な判断に感謝。
さぁ、次は妖怪先生と待ち合わせの紀伊田辺駅をカーナビに入力。
何も考えず、楽しんで時間計算してなかったのに、予定通り。
先生が乗る特急くろしおの到着時間とぴったり同じ時間に、
無事お迎えすることができました。
心から楽しんでると全て上手くいくのだ。
妖怪先生との一年ぶりの再会のお話はまた、明日。