高校生が日本の学歴社会について物申す
はい、みなさんこんにちは、たまご次郎です。
今回は日本の学歴社会について言いたいことがあります。
初めに言っておきますが、批判はしてもらって構いません。
いま自分は高校三年生なんですけど、今年受験なんですよ。
大学に入ることって、現代社会を生きやすくするためにはマストになってきてるっていう現実があるじゃないですか。
僕は、それが不愉快なんですよね。
もちろん、社会に出て会社などの組織に属する人が大半だから、組織側に立つと大学出ている人のほうがいい、という流れになってしまうとは思います。
ただ、それが日本の学歴社会を進行させている1つの要因だと思うんですよね。
本来大学って、何か学びたいものがあるから行くものだと思うんですよ。今の世代はとりあえず大学入っとくか、っていうひとがわんさかいると思うんですよ。
いい会社に入るためにとりあえず行って、最低限単位とって卒業。
僕は学びたいものがないなら大学なんて行かなくてもいいと思うし、ほかにもたくさん道筋はある。
何かの職業に就きたい、という目標があったとしてその過程で大学は一つの機関として成り下がってしまいます。
一定の職業は大学を出なければなれないものも多いから、国が職業養成所として大学を使いなさいと、奨励しているようなものだということです。
言ってしまえば、私立に至っては金もうけの機関でしかない。
その点とも関連していますがだらだらと言ってきた中で一番言いたいのは、不平等、ということです。
いきなり違うことに飛ぶなって話ですけど、全然関係のある話です。
学歴社会とは貧富の差を国が補償しているということなんですよ。
というのはさっき話した通り大学を出ないと高収入を得られないということを当たり前化してるんですよこの日本は。
もちろん起業家やYouTuberなど例外はいますが、たいていは大学でないとお先真っ暗なことが多いし、それは子供にも移ってしまいます。
別に頭の良さが遺伝するとか、そういう陳腐な理由じゃなくて、大学に行くという行為が作業化されすぎているんですよ。
一定レベルの大学に行っていないと、やはり子供の教育の仕方がわからなかったりするわけですよ。
そういったときに塾や外部の組織に頼ったりするときにやはりお金が必要になってしまう。
資本主義のこの国ではしょうがないですが、すべてお金がなければ何もできない。
大学には奨学金制度などがありますが、それまでの過程ではそこまで充実していない。
だから、親がある程度お金がなかったら子供も結果的にお金がある家庭に負けてしまいそれがくりかえされる。
子供が頭良ければ、そんなの関係ないと思うかもしれないけど、関係大有りだと思います。
勉強に環境はつきもの。
僕は人生で塾に行ったことはありませんが、自分の部屋はあります。
コミュニケーションが苦手な子はわからないところがあっても、先生に質問しに行きにくいし、思春期の独立したいと思っている人たちは親の前で勉強したくなかったり、予備校なんかは周囲の勝負モードの学生に混じれたりする。
やはり頭脳が同じでも環境をお金で用意している子には90%勝てない。
変な根性論とかそういうのも無意味。
また、名門私立や私立医学部歯学部に貧乏家庭は絶対行けない。
奨学金を借りたとしても、一生足かせがついて回る。
ここまで話していると、人生親ガチャだなと思ってきました。
なので、次回親ガチャを抜け出す方法を語ります。
ありがとうございました。
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