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余命1年未満の女の子。

私の勤め先は、小児の総合病院です。
総合病院ですので、様々な疾患のお子さんがいらっしゃいます。

そして、私は少しずつ重症度や社会的背景の難しいお子さんを担当させて頂いています。

最近は、「血液腫瘍科」が非常に多いです。
いわゆる、小児がんです。

今日新たに担当することになった子は、余命宣告されています。良くて1年。

カルテには、淡々と事実が記されています。

初回リハ時は、特に情報収集命です。
その情報元のメインは、カルテ。

淡々と書かれた事実を、私も淡々と読みます。

いざリハビリのために、お子さんのもとへ行くと、パッと見では病気だなんてわかりません。

プリンセスのお洋服を着て、絵本の読み聞かせを聞いている少女。

この子が、予後1年未満、、、?

何だか不思議な感情に包まれました。

1年後にはまた別の世界へと冒険に行っているかもしれない?

想像がつきません。

それでもやはり、リハビリさんの目で見ると、症状は明らか。
その子の病気特有の症状がバシバシでてます。


彼女本人も、幼いながらに自分の身体に起こっている変化に気づいているようにもみえました。


そりゃ、拒否もするよね。


彼女に残された時間は明確で、長くない。


この貴重な残された時間を、どう素敵なものにしていけばいいのか。
リハビリをすることは、彼女にとって本当にプラスなのか…。


初日からそんなことを考えて、グルグルぐるぐる…。


命、かぁ。


皆さん、今日も1日お疲れさまでした🍀

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