母校東京学芸大学で教壇に立てる喜び【個別最適な学びについて、学習者視点で整理する】
東京学芸大学を入学してから10年、卒業して4年
自分が東京都に出てから一番多くの時間を過ごした母校
そんな母校の東京学芸大学の授業で話す機会をもらった
個別最適な学びと聞くと、アレルギー反応を示す人もいる
これまで多くの教育者が当たり前のように取り組み
そして、全ての子に寄り添う絶対的な正解がないことに気付いている
正解があったとしても子どもの納得までデザインすることが重要で
その子がその子なりにそれが心地よいと感じられるところまでがセットだったりもする
そんな個別最適な学びについて話しをして欲しいというオファーを受け
悩みながらも学習者視点で個別最適な学びについてまとめさせてもらった
簡単に話すと5W1Hで子どもの学ぶ上での自由度を整理し
その上で全てを自由にすればいいのではなく
子どもの発達と狙いに合わせて調整していくことが重要であり
併せて、制限していることに自覚的になった上で
どうして制限しているのか、なんのための制限のなのか
目的に立ち返り学びの環境も過程を設計すること
そして、教育者としてどこまで子どもを信じられるかという話をした
このような機会をくださった金子先生に感謝すると共に
授業を参観くださった恩師である鶴巻先生に人としての成長を言葉にして頂き
心から嬉しかった1日でもあった
個人的には大学の机の配置からデザインを変えて
環境設定にまで拘ったので、1時間の授業にかける想いとしては面白かったが
やっぱり単元全体でやりたくなるのも教育者らしさがなのかもしれない
これから、こういう機会も増えていくのかなと
帰りの電車で不思議な気持ちにもなったり
教育者として後輩に何が示せたのかなと
しみじみと考える横須賀線だった
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