もやもやを吹き飛ばす
毎日暑い。どちらかというと、冬より夏のほうが好きで、夏の始まる7月ごろはとても元気で居られるのだけど、8月に入ると暑さに疲れてきて、たいてい夏バテする。今の健康状態はそんな感じ。
それから、最近祖母の調子がかなり悪い。今は一緒に住んでいないので、他の家族から状況を聞くばかりだけれど、本人も周りも大変そう。老いを見ること、周りがその対処に苦慮しているのを見ること、自分には特に役割を与えられていないこと(周りの人の話し相手になる程度)、役割がないことに正直ほっとしていること、数十年後は親のことで自分がきっと関わるだろうと想像すること、などなどに圧倒されて、何もしていないのに不安を感じている最近。
あと、つい最近知り合った人(男の人)がいて、だいぶ仲良くしていたはずなのに、ちょっとした行き違い(というか、私が相手に少し疑念を持ってしまい、怒らせたこと)によって、連絡が取れなくなる、ということがあり、恋愛的な関係に発展することに期待をしていた私は、また難しさを感じて落胆していたところだった。
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そんなもやもやを、お芝居と推しが吹き飛ばしてくれた。ここ2年ほど追いかけている役者さんの出るお芝居を観に行ったのだけど、今回は主役で、推しのいろんな表情を観ることができた。お話自体、ハッピーな恋愛ものだったのできゅんとできたし、とってもとっても元気が出た。
このお芝居の前は、ずーんとして家にこもってたんだけど、劇場に足を運び、推しの演技を浴びたら、負の感情をすっかり洗い流してくれた。けれど、きちんとその経験から得たことは残っていて、次につなげられそう。
「ずーん」の段階では、「何が起こったか、どうしてそうなったのか、教訓は何か、次はどうすればいいか」といった内省が全くできないけれど、ある程度心が元気になると、ふたたび自分を客観視できるようになる。ようやく内省と言語化ができ、次に進もう、という段階にシフトできた。
今度また落ち込むことがあったら、このルーティーンに身を置くようにしよう。うん、そうしよう。