サイトレビューの時間 #1
気になったサイトから顧客心理を説いてみるサイトレビューの時間です。
今回は下記2サイトをピックアップしてみました。
半年ほど前か、FUJIMIというブランドのTwitter広告が流れてきたんですよね。で、サプリメントを自分用に診断しておすすめしてくれるっていうのが、なかなか無かった切り口だなって思ってたんです。
案の定、結構美容業界ではバズったような気がします。インスタでの「#fujimi」は9.2万の投稿がされていますし、ファンも獲得できたのではないでしょうか。
(何より広末涼子が美しい!!!それが全て。)
もう1つのサイトはブレンドティーのサイトです。茶道家の岩本宗涼さんが監修し、9つのムードに合わせた紅茶を取り扱っています。
これもまた、「今のあなたに合ったお茶を見つける診断」ということで、好きな味などを答えて、おすすめのお茶を提案する機能がついています。
このサイトは、ポップでゆるっとしたイラスト・配色のパッケージデザインを引き立たせるために、あえてベージュで統一されている感じが最高にツボです。
というわけで、この2サイトに共通している点は、みなさんお気づきの通り、
診断コンテンツがサイト内で構築されている
という点です。
私個人としても診断コンテンツには目がないのですが、そもそもなんで刺さるのか分からなかったので、ちょっと調べてみました。
■診断コンテンツがユーザーに刺さる理由
調べたところ、ユーザーが診断コンテンツを好む理由には以下の3つがあると分かりました。
1.記事を読むよりも頭を使わずにコンテンツを楽しめる
2.ユーザは自分の能力を発見したり、行動の指針を与えられたりすることが好き
3.ユーザは周りに自分のことを知ってもらいたいから、結果を拡散する
引用元:https://liskul.com/diagnosis-15600
今回の2サイトの場合、③は当てはまりませんが、②が大きく影響していると思います。
皆さんは物を購入する際に、口コミや店員さんのお話などを参考にはしませんか?
それと同じような効力が、診断コンテンツにはあると私は思いました。
自分はこういう人なんだ、こういうのを望んでいるんだと客観的な意見が入ることによって、背中を押され購入に踏み込むことができるのではないでしょうか。
実際FUJIMIの診断を受けて、「私にはこういう成分が足りないんだ。肌の状態はこうなんだ。」と客観的に受け止めることができました。
その上で商品をサジェストされると、やはり買いたくなりますよね。(お財布の紐が硬いので買わなかったのはここだけの話です。)
YOU INのブレンドティーなんて、お手頃価格でパッケージも可愛いので、自分用はもちろんのこと、誰かのプレゼントにもってこいだと思うんです。
そうなった時に、プレゼントを渡したいその人を浮かべながら、QAに答えてサジェストされたお茶をプレゼントしたら、、、私だったら嬉しいですね。
診断コンテンツはいろんな業界・場面で使えそうなので、今後ももう少しこれによる顧客心理を勉強しつつ、機会があれば取り入れていきたいなと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m