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デザイナー5年目の自分が1年目の自分にアドバイスしてみる


デザイナーのたまご(tamago_78)です。
名前が名前だけに、時々初心者さんですか?と聞かれるのですが、なんと7月でデザイナー5年目に入りました。
年数的にそろそろ孵化してると思われるのでひよこに改名しようかな?(レベルによって名前変わる系デザイナー)

もう5年目。早すぎる!
異業種からデザイナーになった時のことが去年のことのように感じるくらいです。

1年目の時の記憶があるうちに、5年目の自分からアドバイスしてみようと思います。

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1. とにかくたくさん作ろう

1年目の時は全然パターン出ししてなかった。
例えばバナー1枚作るのに、1枚にめちゃくちゃ時間をかけていいものを作ろうとしてた。
いいものを作りたいならとにかくたくさんパターンを出して、その中から絞り込んでいく方がいい。

2. 細かい部分は最後につめよう

骨組み(ワイヤーフレーム)>肉付け>細かい部分の調整、のように大きい部分から作るのが基本だけど、1年目の時はなぜか細かい部分を早い段階で作り込んでいた。パズルのように端っこから埋めていく感じ。
ワイヤーが固まりきってない段階で細かい部分を作り込んでしまうと、作り直したくなった時に戻りにくい。サンクコストがかかればかかるほど、ぶっ壊して作り直すことが心理的に難しくなる。
細かい部分は、ワイヤーや肉付けが終わってから最終調整としてやった方が効率もいいし、結果いいものが生まれると思われる。

3. 他者からのレビューを怖がるな

1年目は特に自信がないので (無知は力、逆に謎に自信満々なパターンもある) 他者からのレビューにいちいち傷つく。
5年目の自分から言わせると、「1年目なんて下手くそで当たり前なんだから気にするな」。
これはよく言われることだけど、デザインレビューは「デザイン」に対しての批評であって、「自分への批判ではない」ということを常に念頭におくと精神的に良い。

4. デザインの制作段階をオープンにしよう

「他の人にこんなもんなのかと思われたくない」という余計なプライドが邪魔して、制作段階を見せたくないパターン。結構あるあるだと思う。
いいんだよ、1年目なんだから!できなくて当たり前。むしろオープンにして、先輩や他の人からどんどん意見もらった方がいい。6時間かけて作ったバナーにレビューもらって作り直すより、細かくレビューもらって作り込んでいく方が効率も良い。途中段階のレビューは、先輩の制作思考が見えるので勉強にもなる。
とにかくその謎のプライドは捨てよう。

5. インプット魔になるな

読書やいいデザインの観察だけを精力的に行なって、それをアウトプットしないと意味なし!
(これに関しては言ってる5年目の自分にも特大ブーメラン返ってきて致死量でてる)
例えばノンデザイナーズ・デザインブックを読んだら、実際に作ってみるとか。
いいバナーを集めて模写してみるとか。
どんどんアウトプットしよう。

6. 仕事に直結する勉強をしよう

これは、勉強(インプット)→仕事(アウトプット)の流れができると勉強効率がいいから。
もちろん、仕事ではできないことを仕事以外の時間で勉強することも大事!
ただ、1年目なら今やってる業務に直結する勉強の方が自分の身になると思う。
(実は私がこれに気づいたのは最近である......。)
広く勉強することも大事だけど、広げるのは1つメインのスキルを深めてからでも遅くないと思う。

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特に6とかは流派(?)というかいろんな派閥があると思うから、とあるデザイナーの1意見としてなんとなく聞いてくれると嬉しいです。

ちなみに1年目は制作会社のデザイナー、5年目の今はデジタルプロダクトのデザイナーなので少し業務が異なるのですが、ここであげたことはどちらにも通ずることじゃないかなと思っています。


デザイナー10年目になった時に、「5年目の自分へアドバイス」書けるといいな。
ちゃんとデザイナー続けてるかな.......?(笑)

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