なにをやっても、うまくいかないとき。
なにをやっても、うまくくいかない日というものは誰しもが経験したことがあるのではないだろうか。たとえば、目覚ましを掛けたのに起きることができなかった、とか。歯を磨こうとしたら歯磨き粉が切れていたりとか。さらにいうと、頭を洗おうとしたらシャンプーが無くなっていた、こういったことだ。
ちなみに、ぼくは生まれてから今までに寝坊というのものをしたことがない。「これは寝坊じゃない!」と強がっているわけではなく、ほんとうに経験が無いのだ。ぼくの人生で唯一、誇れるものでもある。これは自慢でも何でもなく事実なのでしょうがない。
さて、こういった、ちょっとした「うまくいかないこと」が同時にやってくることがある。ごく稀にかもしれない、いや、人によっては頻繁なのかもしれない。その時の対処法は人それぞれだろうが。寝てしまう人もいれば、お酒を飲む人もいるし、何事もなかったことにしてしまう、強靱なメンタルを持っている人もいる。
だけれども、仕事においては無かったことにはできないし、お酒に逃げることもできなかたりする。ぼくはあまり考えないように心がけているほうだ。それでもやっぱり落ち込んだりすることもある。twitterやSNSで吐き出すことはないけど。こういったときの切り替え方法を持ってる人はどんどん先に進んでいくだろう。そう思ってるから、ぼくも同じように前に進んでいきたいなと考えている。
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昨日の試合でヤクルトは「チャンスで打てず、守備は乱れ、投手は打たれる」と散々だった。もちろん、個人ではなくチームでのできごとだ。でも、なにをやっても、うまくいかなかったということは同じだ。選手達も昭和の時代ならいざしらず、試合中なのでお酒に逃げることはできないだろう(たぶん)。
試合を見ながら、選手達はどう考えているのか気になったから、こんなことを書いてみた。選手達は今日も試合がある。昨日のことなど引きずってはいられないだろう。
銀杏並木から青山通りを歩く渋谷までの道のりは重かった。負け試合の帰りにはレモンサワーを飲みながら、こういったことをぼーっと考えている時間もぼくには必要だ。
そういえば今朝、シャンプーがなかった。これ以上の「うまくいかないこと」が起きないといいのだけれど。
8月23日:ヤクルト(4-7)阪神
こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。