頭の固さ度MAX
「ママに問題!」
横並びで夕飯の皿洗いをしていた時、不意打ちで14歳長女からの突然の出題!!
この問は、頭の固さがわかるのでぜひ、良かったらご一緒にお考えください。
「お父さんと息子が船に乗って海に釣りにいきました。」
「船が転覆して、お父さんと息子が溺れてしまいました。」
「お父さんと息子は救助され病院に運ばれましした。」
「病院で、医者が言いました」
「この子はわたしの息子だ」
さて?医師と息子の関係は?
すぐにお分かりになったあなたは頭柔らかい人です。
わたしの答えは
「かつて、生き別れた本当の父親?」
「ちがいまーす。」
「…んん…じゃあ…実は昔病院で同じ日に生まれたもう一人の赤ちゃんがおって、入違ってしまっていて…その父子とが時を経ての再会!」
「それも、違う。」
「わからん…戦争の類で当時何かがあった」
「ちゃう」
正解は
「医師と息子の関係は【母子】でした」
なんと!!!
恥ずかしいことにそんな簡単な答えがわたしはすぐに出で来なかった。
医師というワードから、かってに男性であると先入観をもってしまった。
そのため、親と宣言しているにもかかわらずその関係性を複雑化させてしまった。
これは、今日長女の中学校で戦争の平和学習の一貫で講師をお招きしての授業で出された問。
人間は先入観や思い込み育った環境や受けた教育によって考えに制限ができてしまうというお話。
特に戦争中はそれがより色濃くみられたそう。
ある意味、極限状態だからそれは致し方ないことだったのかもしれない…。
だけど正義が時代によって変わるのはやっぱり切ない。
視野や考えの狭さかあ…確かに。
先ほどの問題…
昭和生まれのわたしには職業別に男女認識が根深く残っている。
答えを聞いたときナチュラルに悔しかった。
ちなみに学校でこの問の正解者は中1の男の子1人でだけだったそう。
中2・中3にもなるともうすでに受けてきたものによって固定概念が確立されている子が多いみたいだ。
わたしは非常に考えさせらた…。
その時々で自分だからこう感じる。こう思った。は大多数の人が同じような環境や時代で育つとそう思うことだから!と言われたよう気になった。
自分は凝り固まったつまらない人間のような気がした。
考えや思想も何かきっかけがあるわけだけど、そのきっかけが自分だけの愛しいものでありたかった。
頭も心も放っておくとますます固くなるようで怯む。
いつも自分だけのほんとを見誤りたくないな…。
これを書いていて思わず口ずさんだ。
見てきた物や聞いた事いままで覚えた全部
でたらめだったら面白い
そんな気持ちわかるでしょう
ブルーハーツの情熱の薔薇を。