社会人として「当然のこと」ができないことがある(1/3)
組織から求められるパフォーマンスを発揮し、貢献する。
常にモチベーションを高く維持し、情熱を持って仕事に向き合う。
お給料をもらう以上これらは「当然のこと」であり、社会人として特に褒められることではない・・・と思っていませんか?
この「当然のこと」ができないことがある。
それが、人間です。
例えば、
「明日はテストだ、勉強するぞ」(←当然のこと)
「そういえば、彼氏からのLINEの返事が返ってこない。どうして既読スルーするんだろう(怒)」
「気になって勉強が手につかない」(←当然のことができていない状態)
人間はロボットではありませんから、今の状態にいろいろなことが影響します。頭では分かっていても思うように行動できないことは少なくありません。
仕事でも同様です。
「明日は会議だ。早目に出勤して準備するぞ」(←当然のこと)
「でも、参加者の※※さんは嫌みな人で嫌いだな。考えたら胃が痛くなってきた・・・」
「休んじゃおっかな」(←当然のことができていない状態)
このように考えてみると、「セルフコントロール」の大切さが分かります。
自分という人間を理解し、何がどのように影響しやすいかを知っておくこと。
先の例で言うなら、「自分という人間にとっての当然のことができなくなる要因を認識し、当然のことができるようになるためにはどうすればいいか」を知っておくこと。
「当然のこと」を行うことに対する疎外要因は、人によってそれぞれ異なります。敏感な人もいれば鈍感な人もいます。心が強い人もいれば弱い人もいます。それぞれが個性であり、それが良い方に向かうこともあれば、悪い方に向かうこともあります。
ただ、社会人として(具体的にはビジネスシーンにおいて)、悪い方に向かうものに関しては、上手に取り扱う術を知っておいた方が生きやすくなるのではないかと思うのです。
組織で活躍するために、専門的な学びを深めること。
沢山の資格を獲得すること。
いずれも素晴らしいことです。
ただ、このような力を存分に発揮できる自分であり続けるために、「セルフコントロール」についても一度考えてみてはいかがでしょうか。
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