うらない師ルーナと三人の魔女
絵本に出てくる女の子の服シリーズ。
今回は、昨年末から年明けにかけて作っていた、
渾身の一着をご紹介します。
まず、今回の本はこちら。
あんびるやすこ先生の魔法の庭ものがたりシリーズより、「うらない師ルーナと三人の魔女」。
表紙のジャレットのワンピースです。
これを作るにあたり、素人なりに市販の型紙をアレンジして、できる限り忠実になるようとても頑張りました。
気合いを入れて、ベルトとベレー帽も作りました。
コーデュロイ生地にギャザーをたっぷり寄せたので少し重みが出てしまったのですが、そのおかげでくるりと回るとすごくロマンチックに広がるワンピースになり、娘はご機嫌です。
さて、今回もものがたりのご紹介。
「うらない師ルーナと三人の魔女」のテーマは、「自分のほんとうの気持ちって何だろう?」ということ。
本の中には、こんなふうに書かれています。
「自分はこうでなくちゃいけないと思いこんだり、しっぱいして目標を投げだしたり、まわりの期待にこたえようと、がまんしたり。自分の気もちを見うしなってしまう理由はたくさんあるからです。」
それを、アロマの香りを使って見つける方法が書かれていて、おもしろかったです。
ほんとうはどうしたいのか、何を心地よいと感じて、何が嫌なのか、周りの目を気にして忙しくしているとわからなくなることがある。
自分の気持ちだって、わからなくなることがあるんだよ、あなたはほんとは何を感じているのかな?とやさしく子どもたちに問いかけてくれるお話です。
あらいぐまロニーのお話も、心がほっこり温まります。ちょっと疲れちゃったときなんかに、ぜひ。