【詩】錆びた扉の先
花鳥風月は過去に消えた
音羽は途絶え、野の花は幸福の鍵を隠した
荒廃した文明の呼吸は、今は小さな祈り
流れる星が真っ黒なキャンパスに線をひく
海月が空間を明滅すれば
闇の果てに、子どもが一人
鏡面に映るのは守り手の影
蝉しぐれが、全てをかき消し
梟は、錆びた扉の先を見つめる
https://twitter.com/tm_a/status/1853262356991852957
花鳥風月は過去に消えた
音羽は途絶え、野の花は幸福の鍵を隠した
荒廃した文明の呼吸は、今は小さな祈り
流れる星が真っ黒なキャンパスに線をひく
海月が空間を明滅すれば
闇の果てに、子どもが一人
鏡面に映るのは守り手の影
蝉しぐれが、全てをかき消し
梟は、錆びた扉の先を見つめる
https://twitter.com/tm_a/status/1853262356991852957