パンダ列車に乗って、パンダに会いに行こう（関西発）
まずは、地震被害の皆さまに、平穏な日常が戻りますことを心よりお祈りしています。
こんな際に、旅などとノンキに見える事を書いて申し訳ありません。ですが、遊びではなく、生業にして行くため、学校に通い研鑽を重ねております。ご許容いただけたら幸いです。
パンダ年は来ない！
新年そうそう、なぜ、パンダなのか？
と言っても、過去旅ですが。
それは、今年が辰年で、待ってもパンダ年は永久にやってこないからです。
思いついたとき、パンダに会いたいとき、今こそがベストタイミング。
そして、手前味噌だけれど、実は応募した写真が、神戸新聞発行の2024年たんたんカレンダー（神戸市立王子動物園のお嬢さまジャイアントパンダ）に採用されて、浮かれているからです。
こちらで数量限定で購入できます。
（ちなみに、紹介はしましたが、筆者には一銭も入りません）
パンダ列車とは？
パンダ列車（筆者が勝手に呼んでいる）とは、京都発、大阪経由、白浜・新宮着の紀勢線の特急くろしおのうち、JRやアドベンチャーワールドが和歌山旅を全力で盛り上げてくれるパンダ🐼ラッピング車両🚃のことです。
2020年に2種類になった
筆者が乗ったのは、2020年以前から存在するオリジナル的存在で、外装はアドベンチャーワールドの世界観になっている車両🚃（Smileアドベンチャートレイン）
遅れて仲間入りした車両は、サステナブルSmileトレインと呼ばれ、人類と動物の共生がテーマとなっています。
いずれも動物好き❤️には満足いくであろうデザインですけれど、外装や中の扉は、オリジナル型の方が華やかな気がしました。
パンダ🐼ラバーにとっての大きな違いは、
新車両の顔、車内ヘッドカバーが親子になっていることではないでしょうか
隅から隅まで味わい尽くす
平日に旅したので、利用日は比較的空いていて、車内を堪能できました。けれど、座席は窓側で廊下に出るのもなんとなく遠慮しちゃう、しかも満員御礼なんて日も多いはず。
そんな日には、実はこちらのJRおでかけネットで、出発前でも後でも内外装が楽しめてしまいます。
おまけに、アドベンチャートレインに関しては、お家で型紙にプリントアウトできるペーパークラフトまで用意されているのです。しかも、６両全部！JR西日本さん、なんて、心くすぐるサービスを提供してくれるのでしょう。
じゃあ、乗らなくてもいいじゃないか？なんて思ってしまったあなた。ノンノン。鉄分なくても、ウキウキとさせてくれる電車なので、ぜひ、乗ってくださいね。なんと言っても、いざという避難時には、あなたもパンダになれてしまう電車なのですから。
乗るのが難しい！？
常識的時間と情熱のバトル、定期便
そう。とても苦労するのです。この苦労こそが、今、このページを書こうと感じた理由です。
くろしおは、全席指定席なので、旅立ち前に予約しておきたくなるのが人情。そこで予約しようと思っても、１日2往復しか、パンダくろしお号の運転が確約されていないのです。
関西発だと、
大阪出発 7時台 18時台
白浜着 10時台 24時前
（紀伊田辺止まり）
アドベンチャーワールドの営業開始は9時半。ガチ勢には悩みどころの到着時間。わかるんです。実際に、同行者から7時でも早すぎると断られましたから。でも、折角行くなら、動物の動きも活発な朝一で行きたい！そう思う方は、前泊を検討するかと思います。早起きが苦手で紀伊田辺駅までしか行けない2便目を選択すると、24時前に着くので、観光はできません。
忙しくて、仕事帰りでないといけないという方には、嬉しい一本ですね。
じゃあ、帰りに乗ってもいいのでは？
白浜出発 6時台 15時台
和歌山発のみ
大阪着 7時台 17時台
アドベンチャーワールドの営業終了は17時。ね、悩ましいですよね？
あきらめたくないあなた
老子の様に｢足るを知る｣方、人生は諦めが大事と悟っていらっしゃる方は、このままページを閉じてください。
そうでないあなた！実は、この定期便の他に、最低2往復（年末年始など最多4往復）の日替り便があるのです。
これが、なんと、公式Xで前日、前日！につぶやかれるのです。
もうチケット買っちゃったよーですよね。
筆者も一度は諦めて、普通のくろしおに乗りました。それでも、車中で、ふと公式Xを覗いてみたのです。そうすると、なんと、次の1時間後の電車がパンダ号だったのです。
その日は、前入りで観光を楽しむ予定だったので、同行者に頼んで、彼女には１時間白浜駅周辺を探索してもらうことにしました。筆者は、１時間ほどだけパンダ列車を堪能しようと1時間弱前の停車駅、御坊で降りて、待ち時間に海沿いを楽しみました。
ただ、特急くろしおは乗車券と特急券🎫が必要な全席指定席で、特急券は下車無効になりますので、御坊から白浜駅までは新たに特急券代分の運賃が必要となります。
白浜駅は、電子改札ではないので、到着後、駅員さんにお伝えください。
無理は禁物
これは、時間的に切迫しておらず、心広い同行者がいてくれたおかげで成立しました。楽しませてもらったものの、そこまでしなくてもという気持ちはもちろんあります。普通のくろしおで十分じゃないかとね。
帰る時間を翌日にして、朝一のパンダ号に乗るという手もあります。観光できない日の宿泊代が増えてしまいますが。
皆さまも、優先事項を決めて、楽しい旅行をしてくださいね。